catch-img

28年卒採用は「5days」が主戦場。選考直結時代に勝てるインターンシップ設計のストーリー思考

28年卒採用の勝機は「5days」にあり。

──「選ばれる1社」になるための、CX(応募者体験)設計術

採用担当としてキャリアを積まれてきた皆様なら、昨今のインターンシップを取り巻く環境の変化を肌で感じていらっしゃることでしょう。特に2028年卒(28年卒)においては、これまでの「就業体験の提供」という建前から一歩踏み込み、「インターンシップ=選考の主戦場」という認識が学生・企業双方で完全に定着する年となります。

★あわせて読みたい:28年卒採用の勝敗を分ける!インターンシップ オープン・カンパニー戦略のロードマップ

目次[非表示]

  1. 1.1. 「10社見ても、応募するのは1社」というシビアな現実
  2. 2.2. 「参加したい」と思わせる応募者体験(CX)の描き方
    1. 2.1.① ゴールの設定(≒読後感)
    2. 2.2.② 認知からファン化への動線を描く
    3. 2.3.③コンテンツへの充実感を与える(肉づけ)
  3. 3.3. 事例紹介:CXを劇的に変えたインターン設計の裏側
  4. 4.5. メリットと、直面する「運用の壁」
  5. 5.貴社の「28年卒インターン」を、最高のアウトプットへ
  6. 6.他にも採用活動に役立つコラムを公開中です!

1. 「10社見ても、応募するのは1社」というシビアな現実

28年卒の学生傾向として顕著なのが、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視した徹底的な絞り込みです。

現在の就職活動では、1Day程度の「オープンカンパニー(タイプ1)」には10社、20社と気軽に参加します。しかし、そこから5days以上の「インターンシップ(タイプ3)」へ実際にエントリーするのは、わずか1社、あるいは数社程度にまで絞り込まれる傾向にあります。

  • 学生の本音: 「とりあえず中身を見てみたけれど、貴重な5日間を投じる価値があるのはこの会社だけ」
  • 企業のリスク: オープンカンパニーで認知を広げても、その後の「CX(応募者体験)設計」が甘ければ、本命のインターンには1人も流れてこない。

つまり、インターンシップの設計とは、単なるプログラム作りではなく、「10社の中から選ばれるためのブランド体験」そのものなのです。実際、26年卒3月時点のマイナビ学生調査では、就職決定企業のインターンシップ等に参加経験がある割合は理系63.7%・文系53.6%と長期インターンシップに動員できれば採用が近いといっても過言ではありません。

★関連記事:「数」より「納得」の時代。母集団形成を復活させる鍵は、学生の“考察”を裏切らない「報われ感」の提示

2. 「参加したい」と思わせる応募者体験(CX)の描き方

陥りがちなのが、「自社の業務紹介」をベースにスケジュールを組んでしまうこと。しかし、28年卒の学生が求めているのは、自身の成長実感と、その企業で働く明確なイメージです。

コンテンツを組み立てる際は、以下の「ストーリー設計」から着手しましょう。

① ゴールの設定(≒読後感)

「5日間を終えたとき、学生にどんな感情で帰宅してほしいか?」を言語化します。

例:「この会社の社員は自分をプロとして扱ってくれた。ここでなら成長できる」

② 認知からファン化への動線を描く

いきなり業務を教えるのではなく、以下のステップで設計します。

  • Day 1:共感(社会課題と自社の存在意義の紐付け)
  • Day 2-3:葛藤(実際の業務の難しさ、リアルな壁の提示)
  • Day 4:突破(社員からのフィードバックと自己成長のリンク)
  • Day 5:統合(役員へのプレゼンと、入社後のキャリアビジョンの提示)

③コンテンツへの充実感を与える(肉づけ)

コンテンツを肉付けする際は、以下のステップを意識してください。

  1. 認知から共感へ: 「何をやっているか」ではなく「なぜやっているか(Purpose)」から入る。
  2. リアリティの追求: 良い面だけでなく、仕事の難しさや責任感もセットで提示する。
  3. フィードバックの質: 学生を「お客様」扱いせず、一人の「プロの卵」として向き合う。

この「ストーリーの肉付け」こそが、他社との差別化を生むポイントになります。

★関連記事:「隠せば辞める、見せれば残る」Z世代の深読みを信頼に変える5つの透明化ポイント

★ストーリーを描く上で欠かせない:中小企業様向け!ペルソナを新卒採用に活かすには!?

3. 事例紹介:CXを劇的に変えたインターン設計の裏側

実際に当社が支援した、28年卒を見据えたインターン設計の成功事例をご紹介します。

【事例:中堅ITソリューション企業 A社様】

  • 課題: オープンカンパニーの集客は好調だが、5daysへの移行率が低く、優秀層が競合他社へ流出していた。
  • 施策(ストーリー設計)
    単なる「システム開発体験」を廃止。顧客の経営課題をヒアリングし、役員へプレゼンする「経営参謀体験」へと刷新しました。
    Day 1: 現場の「泥臭さ」と「プライド」を知る(社員座談会)。
    Day 3: 敢えて未完成のデータを渡し、壁にぶつかる経験をさせる(葛藤の演出)。
    Day 5: 役員からの本気のダメ出しと、プロとしてのフィードバック。
  • 結果: オープンカンパニーからのインターン移行率が前年比2.5倍に。参加者の8割が早期選考への進むことを希望する結果となりました。

5. メリットと、直面する「運用の壁」

メリット

デメリット(懸念点)

マッチング精度の向上: 5日間で見極めができるため、入社後のミスマッチを激減できる。

現場社員の工数増: 現場の協力体制を構築するのが難しく、通常業務を圧迫する。

内定承諾率の向上: 深い情緒的繋がりができるため、他社への流出を防げる。

企画のマンネリ化: 毎年同じ内容になり、今の学生の価値観に合わなくなる。

多くの企業が、「10社から選ばれる理想」と「リソースの現実」の乖離に悩まされています。
★リソース不足をお感じの方におススメの記事:
【初級】採用難時代に勝つ!新卒採用代行(RPO)導入でコア業務に集中できる理由
連絡地獄から脱却!新卒採用代行(RPO)を即決すべき理由と導入3ステップ

貴社の「28年卒インターン」を、最高のアウトプットへ

「オープンカンパニーで終わらせず、確実に本選考へ繋げたい」

「現場を巻き込み、学生の心を動かすストーリーを形にしたい」

そんなお悩みをお持ちであれば、ぜひ一度「株式会社採用総研」にご相談ください。

長年培ってきた採用の知見に加え、最新の学生トレンドを反映したインターンシップ設計を、貴社のリソースに合わせてカスタマイズいたします。学生が「この5日間をこの会社に捧げたい」と思えるCXを、共に作り上げましょう。

まずは30分の無料オンライン相談から、貴社のアイデアを形にするお手伝いをさせてください。

営業企画部 坂口
営業企画部 坂口
2019年入社、営業企画部として某大手グループや中小企業など企業規模に関わらず、幅広い企業様の採用コンサルティングを実施。 特に、採用スキーム作成や採用スタートアップ支援に長けており、採用フローの作成や志望度醸成のための仕組みづくりが得意分野。 「今まで通りの採用傾向」よりも「これからの採用市場」を。 なおかつ、「カタチ」ではなく「考え方」の提供を心掛けて日々奮闘中。

他にも採用活動に役立つコラムを公開中です!

採用総研では、採用ご担当者様に向けたお役立ち情報を随時公開しております!
気になるテーマがございましたらぜひご覧ください!

\ いつでも視聴可能 /
見逃し配信セミナーはこちら



\ 人気記事ランキング /


\ ダウンロード可能 /
お役立ち資料


お役立ち情報を
定期的にお届けします!


icon_twitter
icon_facebook
pmark
株式会社採用総研は 2014年11月に一般財団法人 日本情報経済社会推進協会
(JIPDEC)より、「プライバシーマーク」の認証を取得しました。
pagetop