
28年卒採用は「5days」が主戦場。選考直結時代に勝てるインターンシップ設計のストーリー思考
28年卒採用の勝機は「5days」にあり。
──「選ばれる1社」になるための、CX(応募者体験)設計術
採用担当としてキャリアを積まれてきた皆様なら、昨今のインターンシップを取り巻く環境の変化を肌で感じていらっしゃることでしょう。特に2028年卒(28年卒)においては、これまでの「就業体験の提供」という建前から一歩踏み込み、「インターンシップ=選考の主戦場」という認識が学生・企業双方で完全に定着する年となります。
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目次[非表示]
1. 「10社見ても、応募するのは1社」というシビアな現実
28年卒の学生傾向として顕著なのが、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視した徹底的な絞り込みです。
現在の就職活動では、1Day程度の「オープンカンパニー(タイプ1)」には10社、20社と気軽に参加します。しかし、そこから5days以上の「インターンシップ(タイプ3)」へ実際にエントリーするのは、わずか1社、あるいは数社程度にまで絞り込まれる傾向にあります。
- 学生の本音: 「とりあえず中身を見てみたけれど、貴重な5日間を投じる価値があるのはこの会社だけ」
- 企業のリスク: オープンカンパニーで認知を広げても、その後の「CX(応募者体験)設計」が甘ければ、本命のインターンには1人も流れてこない。
つまり、インターンシップの設計とは、単なるプログラム作りではなく、「10社の中から選ばれるためのブランド体験」そのものなのです。実際、26年卒3月時点のマイナビ学生調査では、就職決定企業のインターンシップ等に参加経験がある割合は理系63.7%・文系53.6%と長期インターンシップに動員できれば採用が近いといっても過言ではありません。
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2. 「参加したい」と思わせる応募者体験(CX)の描き方
陥りがちなのが、「自社の業務紹介」をベースにスケジュールを組んでしまうこと。しかし、28年卒の学生が求めているのは、自身の成長実感と、その企業で働く明確なイメージです。
コンテンツを組み立てる際は、以下の「ストーリー設計」から着手しましょう。
① ゴールの設定(≒読後感)
「5日間を終えたとき、学生にどんな感情で帰宅してほしいか?」を言語化します。
例:「この会社の社員は自分をプロとして扱ってくれた。ここでなら成長できる」
② 認知からファン化への動線を描く
いきなり業務を教えるのではなく、以下のステップで設計します。
- Day 1:共感(社会課題と自社の存在意義の紐付け)
- Day 2-3:葛藤(実際の業務の難しさ、リアルな壁の提示)
- Day 4:突破(社員からのフィードバックと自己成長のリンク)
- Day 5:統合(役員へのプレゼンと、入社後のキャリアビジョンの提示)
③コンテンツへの充実感を与える(肉づけ)
コンテンツを肉付けする際は、以下のステップを意識してください。
- 認知から共感へ: 「何をやっているか」ではなく「なぜやっているか(Purpose)」から入る。
- リアリティの追求: 良い面だけでなく、仕事の難しさや責任感もセットで提示する。
- フィードバックの質: 学生を「お客様」扱いせず、一人の「プロの卵」として向き合う。
この「ストーリーの肉付け」こそが、他社との差別化を生むポイントになります。
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3. 事例紹介:CXを劇的に変えたインターン設計の裏側
実際に当社が支援した、28年卒を見据えたインターン設計の成功事例をご紹介します。
【事例:中堅ITソリューション企業 A社様】
- 課題: オープンカンパニーの集客は好調だが、5daysへの移行率が低く、優秀層が競合他社へ流出していた。
- 施策(ストーリー設計):
単なる「システム開発体験」を廃止。顧客の経営課題をヒアリングし、役員へプレゼンする「経営参謀体験」へと刷新しました。Day 1: 現場の「泥臭さ」と「プライド」を知る(社員座談会)。Day 3: 敢えて未完成のデータを渡し、壁にぶつかる経験をさせる(葛藤の演出)。Day 5: 役員からの本気のダメ出しと、プロとしてのフィードバック。 - 結果: オープンカンパニーからのインターン移行率が前年比2.5倍に。参加者の8割が早期選考への進むことを希望する結果となりました。
5. メリットと、直面する「運用の壁」
多くの企業が、「10社から選ばれる理想」と「リソースの現実」の乖離に悩まされています。
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