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【初級】採用難時代に勝つ!新卒採用代行(RPO)導入でコア業務に集中できる理由

目次[非表示]

  1. 1.採用難時代を乗り切るための新卒採用代行(RPO)導入
  2. 2.新卒採用代行(RPO)とは?サービス概要と導入のメリット
  3. 3.RPOが担う採用フェーズ別業務(実務代行)
  4. 4.コア業務への集中が生む企業価値
  5. 5.RPO導入を成功させるための注意点
  6. 6.【まとめ】採用難時代に勝つために:RPO導入という戦略的選択

採用難時代を乗り切るための新卒採用代行(RPO)導入

近年、少子化や学生の就職活動期間の長期化、多様な採用手法の登場により、新卒採用はますます難度を高めています。日本の採用担当者の皆様は、以下の課題に直面しているのではないでしょうか?

  • 煩雑な実務の増大: 応募者対応、説明会の準備・実施、進捗管理など、ノンコア業務に時間が取られる。

  • 戦略立案への時間不足: 採用戦略の策定、企業ブランディング、入社後の定着を見据えた施策など、本来注力すべきコア業務がおろそかになりがち。

この採用難時代を勝ち抜くためには、採用活動の効率化戦略化が不可欠です。そこで今、多くの企業で注目されているのが、RPO(Recruitment Process Outsourcing / 採用代行)です。

RPOを導入することで、膨大なノンコア業務を外部に委託でき、採用担当者は「採用戦略の策定」「社内連携の強化」といった本質的なコア業務に集中できるようになります。本記事では、新卒採用代行(RPO)が採用難時代に勝つための切り札となる理由と、具体的な活用法を、採用フェーズ別にご紹介します。

【参考コラム】


新卒採用代行(RPO)とは?サービス概要と導入のメリット

RPOは、採用活動における業務の一部、またはすべてを外部の専門企業に委託するサービスです。単なる「業務のアウトソーシング」ではなく、採用に関するノウハウ専門性も併せて活用できる点が最大の特長です。

  ・RPOが担える業務の例:

     採用戦略のコンサルティング

     求人媒体の選定、運用代行

     会社説明会の企画・実施

     応募者へのメール・電話対応

     面接日程の調整、合否連絡

     内定者フォローイベントの企画・運営

RPO導入の主なメリットは、採用担当者の業務負荷の軽減に留まりません。採用プロセスの品質向上応募体験の改善(CX向上)、そして何よりも戦略的なコア業務へのリソースシフトが可能になります。

【参考コラム】



RPOが担う採用フェーズ別業務(実務代行)

RPOは、新卒採用の全フェーズにおいて、採用担当者が手薄になりがちな「オペレーション業務」を強力にサポートします。

採用フェーズ

RPOによるサポートの具体例

コア業務への貢献

募集・広報

媒体選定、スカウトメール作成・送信、説明会集客、大学キャリアセンターへの連携、採用ピッチ資料作成

「誰に」「何を」伝えるかといった採用ブランディング戦略の検討

選考・面接

面接日程調整(煩雑な候補者とのやり取り)、選考進捗管理、会場手配、合否連絡

面接官トレーニング、面接評価基準のブラッシュアップ

内定者フォロー

フォローイベントの企画・実行代行、内定者面談のセッティング、入社前課題の管理

入社意欲の向上施策配属部署の選定と受け入れ準備

RPOはこれらの「ノンコア業務」を一手に引き受け、採用担当者の皆様が、「戦略的な意思決定」「候補者との質の高いコミュニケーション」といったコア業務に集中できる環境を創出します。


コア業務への集中が生む企業価値

RPOによる業務負荷軽減は、単なる「残業削減」以上の効果をもたらします。採用担当者がコア業務に集中することで、新卒採用活動全体に質的な変化が生まれます。

 1.戦略立案と見直し:
  外部環境や選考データに基づき、ターゲットの見直しや新しい選考手法の導入など、一歩先の採用戦略を練る時間的余裕が生まれます。

 2.社内連携の強化:
  現場の協力体制構築: 現場の社員を巻き込んだ面接官トレーニングや、配属部門との擦り合わせを綿密に行うことで、ミスマッチを低減し、入社後の定着率向上に貢献します。

 3.経営層への報告・提言:
  採用活動の成果を数値で明確にし、経営層に戦略的な提言を行うことで、採用活動の企業内での位置づけを向上させます。

 4.質の高い候補者体験(CX)の提供:
  応募者一人ひとりに丁寧なコミュニケーションをとることで、企業イメージの向上や辞退率の低減につながります。

採用は全社的な課題です。 RPOで業務を代行してもらうことで、担当者は「外部リソース(RPO)の管理」「社内(現場・経営層)への働きかけ」という、真のマネジメント業務に注力できます。


【参考コラム】


RPO導入を成功させるための注意点

RPO導入の効果を最大化するためには、社内体制の整備外部パートナーとの連携が重要です。

  • 1. サービスの範囲とゴールの明確化:
    RPO業者にどこまで(どのフェーズ)の業務を任せるのか、事前に細かく定義します。「内定辞退率の改善」や「歩留まり率の向上」など、具体的な目標(KGI/KPI)を設定し、パートナーと共有しましょう。

  • 2. 社内・現場の協力体制の確保:
    RPOはあくまで「代行」であり、採用の最終責任は企業にあります。特に面接や部門紹介など、現場社員の協力が必要なフェーズでは、RPO担当者と現場社員の連携がスムーズに行えるよう、事前に社内への説明と理解を求めることが不可欠です。

  • 3. 企業文化・魅力を深く伝える:
    RPO業者が貴社の採用の「顔」として候補者と接するため、企業理念や職場の魅力、求める人物像をRPOパートナーに深く理解してもらうための情報共有を徹底しましょう。

社外リソースを有効活用しつつ、社内を巻き込む力こそが、採用成功の鍵となります。


【参考コラム】

【まとめ】採用難時代に勝つために:RPO導入という戦略的選択

本記事では、新卒採用代行(RPO)の導入が、いかに採用難時代を乗り切るための有効な手段であるかを解説しました。

RPOは、応募者対応や日程調整といった煩雑なノンコア業務を、募集・広報、選考、内定者フォローの全フェーズでプロの知見と共に代行します。これにより、日本の採用担当者の皆様は、本来時間を割くべき「採用戦略の立案」「現場・経営層との社内連携」というコア業務に集中できます。

コア業務への集中は、戦略的な採用活動、ミスマッチの低減、そして企業価値の向上につながります。

RPO導入を成功させるためには、目標の明確化と、現場の協力を得るための社内体制の構築が不可欠です。外部の専門リソースを有効活用し、全社一丸となって採用活動を戦略的に推進することが、激化する採用競争に打ち勝つための最善策となるでしょう。

貴社にとって最適なRPOパートナーを選定し、採用活動を戦略的なステージへと引き上げましょう。

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宮本一平
宮本一平
2014年入社。営業マネージャー。企業の採用・教育に対して戦略的・包括的サポートを行う。採用においては、トレンドに合わせて採用難度の高い「機電系」特化の大量採用の採用フロー設計やコンテンツ設計を担当し、また設立間もない「ベンチャー企業」の採用戦略設計や実務運用フォローアップなども行う。教育においては、セールスだけでなく講師も兼任し、企業ニーズに合わせたプログラム設計から、階層別研修の全体設計までトータルプロデュース。戦略的人事コンサルタントとして、採用・教育ノウハウをクライアントに還元すべく、セールスフィールドにいることをモットーとしている。プライベートでは、看護師の妻を持ち、2人の男の子の父親で、自らが外遊び大好き「全力少年」。

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