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「隠せば辞める、見せれば残る」Z世代の深読みを信頼に変える5つの透明化ポイント

「なぜ、これまでの勝ちパターンが通用しないのか?」
~Z世代の歩留まりを劇的に改善する「情報の透明性」という武器~

「母集団は形成できているのに、選考が進むにつれて辞退者が増えていく」 「内定を出しても、最後の最後で他社に流れてしまう」

新卒採用に長く携わっている担当者様ほど、近年の「歩留まり」や「進捗率」の低下に頭を悩ませているのではないでしょうか。かつて通用した「企業の魅力を華やかに伝える手法」だけでは、今の学生の心は動かなくなっています。

今、新卒採用で最も求められているのは、着飾った魅力ではなく「情報の透明性」です。

目次[非表示]

  1. 1.「なぜ、これまでの勝ちパターンが通用しないのか?」~Z世代の歩留まりを劇的に改善する「情報の透明性」という武器~
  2. 2.2. 「透明性」が歩留まりを劇的に変えた成功事例
  3. 3.3. 透明性を演出し、信頼を勝ち取る5つのポイント
  4. 4.自社の「透明性」をどう設計すべきか?
  5. 5.他にも採用活動に役立つコラムを公開中です!

1. Z世代が抱く「失敗したくない」という切実な背景

今の就活生、いわゆる「Z世代」の行動原理を紐解くと、共通して見えてくるのは「圧倒的なリスク回避傾向」です。

デジタルネイティブである彼らは、SNSや口コミサイトを通じて、企業のポジティブな面もネガティブな面も容易に比較できます。その結果、企業が発信する「キラキラしたパンフレット」や「良いことばかりの会社説明」に対して、反射的にこう感じてしまいます。

「何か隠しているのではないか?」「入社してから後悔したくない」

彼らにとって、情報の不足はそのまま「リスク」を意味します。企業が情報を隠せば隠すほど、学生は勝手に「裏」を深読みし、不安を募らせ、結果として選考から離脱していくのです。

★関連記事:「数」より「納得」の時代。母集団形成を復活させる鍵は、学生の“考察”を裏切らない「報われ感」の提示

2. 「透明性」が歩留まりを劇的に変えた成功事例

ここで、ある中堅製造業B社の事例をご紹介します。

B社では数年前から、内定直前の離脱率が40%を超えるという課題を抱えていました。従来は「若いうちから裁量がある」「アットホームな職場」といったポジティブな訴求をメインにしていましたが、学生の反応は鈍いままでした。

そこでB社は、選考プロセスの途中に「情報のフル開示」を組み込みました。

  • 実施内容: 現場の若手社員の「給与明細(モデルケース)」と「1年間の残業推移グラフ」を隠さず提示。さらに、離職者が過去3年で出た理由も包み隠さず説明しました。
  • 結果: 一時的に選考辞退が出ることを危惧しましたが、実際には最終面接の歩留まりが前年比で1.5倍に向上。学生からは「ここまで正直に話してくれる会社なら、入社後も信頼できると思った」という声が相次ぎました。

「良いところも見せるが、厳しい現実も隠さない」という透明性が、競合他社に対する圧倒的な優位性となったのです。

★関連記事:Z世代は就活で企業の何を見ている?打ち出すべき採用情報とは…!
★採用総研のサポート事例はこちら

3. 透明性を演出し、信頼を勝ち取る5つのポイント

事例のような信頼構築を行うために、今日から取り組める5つのポイントを整理します。

  • 「ネガティブ・ディスクロージャー(不都合な事実の公開)」 離職率や配属の決め方など、学生が不安に思う項目をあえて数値で示します。「課題はありますが、改善のために〇〇を行っています」とセットで伝えることで、情報の信頼性は飛躍的に高まります。
  • 現場社員による「台本なし」のリアル対談
    人事の言葉よりも、年次の近い若手社員の「本音」に勝るコンテンツはありません。あえて「入社後に感じたギャップ」を語ってもらう座談会を設けます。
  • 選考プロセスの完全可視化
    「次はどんな面接か」「何を見られているのか」という評価基準の一部を開示します。ブラックボックスをなくすことで、学生の心理的ハードルを下げます。
  • 「加工なし」の日常を届ける動画活用
    作り込まれた採用動画ではなく、スマートフォンのカメラで撮ったような、オフィスやランチ風景の「日常」を届けます。
  • キャリアの「不確実性」を排除する具体的提示
    「成長できる環境」という抽象的な言葉ではなく、実際の昇給モデルや、具体的な配属実績を提示します。

4. 透明性がもたらす「歩留まり」以外への副産物

情報の透明性を高めることは、目先の歩留まり改善だけに留まりません。

「ありのままの自社」を理解して入社した学生は、入社後のリアリティ・ショックが少なく、早期離脱を防ぐ(定着率の向上)という大きなメリットをもたらします。透明性は、採用の効率化だけでなく、経営課題の解決にも直結するのです。

自社の「透明性」をどう設計すべきか?

透明性が重要だと理解していても、「何をどこまで見せていいのか」「自社の強みを殺さずに、どう課題を伝えるべきか」の判断は非常に繊細です。

  • 自社の情報をどう整理し、どのタイミングで学生に届けるのがベストか?
  • 競合他社と比較された際、どう透明性で差別化するか?

こうした戦略的な設計には、数多くの企業の成功・失敗事例を知る客観的な視点が不可欠です。

もし、貴社の採用プロセスに「手詰まり感」を感じているのであれば、ぜひ一度「株式会社採用総研」にご相談ください。貴社の魅力を、今の世代に響く「透明性のあるストーリー」へと再構築するお手伝いをいたします。

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営業企画部 坂口
営業企画部 坂口
2019年入社、営業企画部として某大手グループや中小企業など企業規模に関わらず、幅広い企業様の採用コンサルティングを実施。 特に、採用スキーム作成や採用スタートアップ支援に長けており、採用フローの作成や志望度醸成のための仕組みづくりが得意分野。 「今まで通りの採用傾向」よりも「これからの採用市場」を。 なおかつ、「カタチ」ではなく「考え方」の提供を心掛けて日々奮闘中。

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