貴社に合った新卒採用スタイルは?採用手法徹底比較!
新卒採用を実施するにあたり、近年採用スタイルは大きな変化を伴っています。
リクルートブックから始まり、ナビサイトが台頭し、近年ではダイレクトリクルーティングも新卒採用の主な手法として挙げられます。
様々な採用手法が次々と生まれる中でそれぞれの採用手法の特徴をまとめ貴社に合った採用手法をご選択いただくためのキッカケとしていただければと思います。
目次[非表示]
- 1.ナビサイト採用
- 2.ダイレクトリクルーティング
- 3.クチコミサイト採用
- 4.学内セミナー・合同説明会採用
- 5.まとめ
ナビサイト採用
最も主流とされる採用手法の1つです。
学生も就活をするならまずはナビサイトに登録をすると言われるほど、ほとんどの学生が利用しているツールとなります。
新卒採用に関する情報を掲載することでそれを見た学生が企業に興味を持ちエントリー(個人情報の提出)をしてくれます。また、サイト上でインターンシップや説明会の日程予約も取得可能なため、予約・情報管理と一括で行うことができます。
一方で、こちらからエントリー学生を初めから制限することはできないということと、基本的には掲載後は学生からのエントリーを待つスタイルとなります。ですが、スカウト機能の利用などで学生のターゲティングが行えることと、学生の利用が最も多いので大きな母集団形成には最も向いているツールです。
学生への露出度:☆☆☆☆★
採用工数の軽減:☆☆☆☆★
ターゲティング:☆☆★★★
アプローチ制限:なし
採用スタンス:待ち型採用
→オーソドックスな採用がしたい!
自社の採用ページがない…
担当者のマンパワーが不足気味で簡単に学生管理がしたい!
そんな企業様におススメです!
ダイレクトリクルーティング
学生の自己PRを読み、オファーやスカウトを送るスタイルの採用手法です。
学生の登録数も急激に伸びており、今最も勢いのある採用手法と言っても過言ではありません。
基本的にはチャット形式で学生との連絡が進むため、学生からのレスポンスが早くよりカジュアルに学生を1本釣りする事が可能です。また、自己PRを通じて学生にアプローチができるため、採用ターゲットのみにアプローチをかけていくことも可能です。
一方で、学生の自己PRを読みこみオファーやスカウトを送る必要があるため、ご担当者様のご負担(採用工数)は大きくなります。また、ツールによっては通数制限などで学生へのアプローチ上限がある場合もあります。ですが、学生の検索条件なども細分化されているためターゲット学生の一本釣りには最も適した採用手法です。
学生への露出度:☆★★★★
採用工数の軽減:☆☆★★★
ターゲティング:☆☆☆☆☆
アプローチ制限:あり
採用スタンス:攻め型採用
→特定のターゲット層の学生のみを効率的に集めたい!
採用数が若干名なので、母集団はそこまで必要ない
学生のニーズに合わせた個別対応をしていきたい!
そんな企業様におススメです!
クチコミサイト採用
企業に寄せられた口コミを元に学生が会社説明会に予約するという目新しくも、これからの成長が最も期待される採用手法の1つです。
というのも、Z世代と呼ばれるデジタルネイティブの学生にとって、自分が失敗しないために情報収集をするという傾向が非常に強く見られます。
そのため、企業のインターンシップや選考でどんなことを学べたのか?満足度は?という他社評価を参考に学生が就職活動を進めることも増えてきています。
企業では、口コミサイトにイベント(説明会・インターンシップ・選考)情報を公開することで学生の予約を待つというスタンスとはなりますが、学生の口コミをうまく収集することで学生のクチコミが学生を呼んでくるといった自走型の採用循環を生むことができます。
一方で、退職者などの口コミで学生に影響を及ぼす可能性もないとは言い切れません。また、口コミがない企業様にとってはクチコミを収集していく必要性があります。ですが、クチコミが回収できるにつれ、学生の流入が増えることと自社採用の見直しに役立つという点ではメリットの大きな採用手法とも言えます。
学生への露出度:☆☆☆★★
採用工数の軽減:☆☆☆★★
ターゲティング:☆☆★★★
アプローチ制限:なし
採用スタンス:自走型採用
→インターンシップや説明会の満足度が高い
学生からの自社評価を知りたい
高学歴学生を狙いたいが大手に競り負けてしまう…
そんな企業様におススメです!
学内セミナー・合同説明会採用
複数の企業が参加する会場で自社のアピールを行う事で学生との接点を作り出す採用手法です。コロナ以前ではかなり人気のあった採用手法の1つです。
コロナ以降、対面での開催が減少する中でオンライン形式の合同説明会等も台頭しましたが、マイナビの2023年6月(25年卒インターンシップ向け)イベントでは、1万人近くの学生を動員し、かなり復活の兆しが見えてきています。
何より意欲の高い学生が集まりやすいというのが、コロナを超えてからより強い魅力となっているのではないかと思います。オンラインで就活することが当たり前となった市場の中で対面イベントに参加するだけのモチベーションがある学生と出会えるのは大きな魅力の1つではないでしょうか。
一方で、当日は他企業も同じように学生を狙っているので、自社ブースへの誘導力などが試される側面もあります。かつ、若手社員様にご協力いただくなど人員の確保という面では難しい企業様もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ファーストコンタクトが対面であるため印象に残りやすく、その場で次のアクションへ誘導がかけやすいため、接触価値が非常に高いことが一番のメリットと言えるでしょう。
学生への露出度:☆☆☆★★
採用工数の軽減:☆☆★★★
ターゲティング:☆☆☆☆★
アプローチ制限:なし
採用スタンス:接触直結型採用
→とにかく学生と対面で会いたい!
一度知ってもらえば、興味を持ってもらえる自信がある!
若手社員や活気のある先輩社員をもっと学生にアピールしたい!
そんな企業様におススメです!
まとめ
冒頭にも述べましたが、昨今の新卒採用市場における採用手法はかなり多様化しています。
その中で、どの手法が正しいのか?どの手法であれば採用成功に近づけるのか?
一概にこれを使えば“絶対に成功できる”とはいえないのも事実です。
しかし、それぞれの採用手法の特徴を捉え、採用手法を選択する事で貴社の採用したい職種や採用したい学生層へのアプローチは十分可能です。
採用手法をご紹介しましたが、結局どの手法が自社に合っているのかわからない!という企業様は一度、採用総研にご相談ください!
また、採用手法については下記のお役立ち資料でもまとめておりますので、
ぜひ参考にしてみてください!
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