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SPIEGEL5月号|4月末時点の27・28年卒市場動向調査(企業・学生調査)

SPIEGELとは?

株式会社採用総研が毎月発行している、就活生と新卒採用実施企業に関する動向調査です。シュピーゲルはドイツ語で「鏡」という意味。採用コンサルティング会社として、就活生と企業、どちらにも接点を持っている当社だからこそ発信できる、「採用のリアル」をありのまま映し出す鏡のようにお届けします。

調査概要

内容

2027年卒就活生・新卒採用実施企業の動向調査

調査期間

2026年4月22日~2026年4月29日

調査対象

弊社アンケートモニター/アイセック神戸大学委員会様アンケートモニター

調査方法

WEBフォームによる回答

目次[非表示]

  1. 1.SPIEGELとは?
    1. 1.1.調査概要
  2. 2.学生動向
    1. 2.1.説明会平均参加率
    2. 2.2.説明会平均参加社数
    3. 2.3.面接平均参加率
    4. 2.4.面接平均参加社数
    5. 2.5.平均内定社数・内定率
  3. 3.企業動向
    1. 3.1.<27卒データ>マイナビ全国説明会告知社数と説明会実施方法別比較(5月7日時点)
    2. 3.2.<27卒データ> 本社所在地別 マイナビ説明会告知社数 2か年比較(5月7日時点)
    3. 3.3.<27卒データ>新卒採用 求人倍率・求人総数・民間企業希望就職者数
    4. 3.4.<27卒データ>新卒採用 求人数 従業員規模別 2か年比較 
    5. 3.5.<28卒データ>マイナビ2028プレサイト 4月24日時点でのコース別掲載社数
    6. 3.6.<28卒データ>インターンシップ、仕事体験、オープン・カンパニー コース別掲載社数 2か年比較(4月24日時点)
    7. 3.7.<28卒データ>インターンシップ、仕事体験、オープン・カンパニー コース別掲載社数 先行掲載日別比較(4月24日時点)
  4. 4.学生アンケート(27卒)
  5. 5.新入社員エッセイ<2026年4月入社>
    1. 5.1.山本朱里<同志社大学卒>
    2. 5.2.早川和実<関西大学卒>
    3. 5.3.三倉茉子<同志社女子大学卒>

学生動向

説明会平均参加率

■緩やかに上昇

4月末時点の説明会参加率は、WEBが96.1%、対面が63.5%となりました。
内定を持ちながら活動を継続する学生も多いため、対面・WEBともに数値は緩やかに上昇しています。
対面参加率は前年(73.9%)を大きく下回っていますが、これは選考の早期化により学生が説明会フェーズを早期に終えていることや、企業側の対面開催数減少が影響していると考えられます。

説明会平均参加社数

■前年比でWEBは減少、対面は増加

4月末時点の平均参加社数は、WEBが16.7社、対面が4.3社となっています。
WEB参加社数が前年(17.5社)を下回っているのは、学生が売り手市場を背景に、説明会参加企業を絞り込んでいるためと考えられます。
対照的に、対面の社数は前年(3.6社)を上回っており、社数は少ないものの志望度の高い企業には直接足を運ぶこともいとわないという学生の意識がうかがえます。

面接平均参加率

最終選考に伴う対面参加の急増

4月末時点の面接参加率は、WEBが94.7%、対面が88.2%に達しました。
特に対面参加率は前月の62.1%から大幅に上昇しており、最終面接を対面で実施する企業がさらに大きく増加したことが反映されています。

面接平均参加社数

対面選考加速

4月末時点の面接平均社数は、WEBが6.9社、対面が3.3社となりました。
対面の社数が前年(2.5社)を上回っているのは選考早期化の影響といえます。
また、WEBの社数が前年(7.7社)を下回っているのは、早期化に伴い一次・二次選(WEB)から最終選考(対面)への移行が例年より早まっていることと、面接を受ける企業を絞る傾向が強いためと考えられます。

平均内定社数・内定率

内定率7割到達

4月末時点の内定率は70.4%となり、前年同時期(68.3%)を上回る高水準なペースで推移しています。
平均内定社数は2.3社と前年(1.7社)を大幅に上回っており、学生一人あたりの保有社数が増加しています。3月末からの内定率の伸びは昨年並みですが、保有社数が増えていることから、学生がより内定を獲得しやすい状況であることが分かります。

企業動向

<27卒データ>マイナビ全国説明会告知社数と説明会実施
方法別比較(5月7日時点)

<27卒データ> 本社所在地別 マイナビ説明会告知社数 
2か年比較(5月7日時点)

説明会告知数は前年比+2.9%と増加、WEB形式が普及を牽引(5月7日時点)

5月7日時点のマイナビ全国説明会告知社数は20,752社と前年比+2.9%で増加しております。実施形式の内訳では、対面形式が前年比-6.4%と減少する一方で、WEB形式は+6.5%(17,846社)と伸長しており、母集団形成の主軸がオンラインへ移行している実態が数値に表れています。
地域別の動向においては、北海道・東北(+4.8%)や近畿(+4.2%)、関東(+4.0%)といった主要エリアの増加が目を引きますが、4月時点で微減傾向にあった甲信越・北陸エリアも+1.9%とプラスに転じました。全国的に前年を上回るペースで告知が行われていることから、エリアを問わず、今後も学生の確保に向けた競争が続くことは間違いありません。

<27卒データ>新卒採用 求人倍率・求人総数・
民間企業希望就職者数


出典元:第43回ワークス大卒求人倍率調査 2027卒 (株式会社インディードリクルートパートナーズリクルートワークス研究所)

<27卒データ>新卒採用 求人数 従業員規模別 2か年比較 


■新卒採用 求人倍率は1.62倍、依然として高い水準を維持

27卒の求人倍率は1.62倍となりました 。26卒(1.66倍)よりはわずかに下がりましたが、依然として1.6倍を超える高い水準にあります 。
民間企業を希望する学生数(462,300人)に対して、企業の求人総数(748,100人)が大きく上回っている状況は変わりませんが、特に注目すべきは、企業規模による動向の違いです。

・中小企業(300人未満):求人数は384,600人と全規模で最多ですが、前年からは14,100人減少しています 。
・大企業(5,000人以上):求人数は54,700人と、前年より2,100人増加しました 。

民間企業に就職を希望する学生は微増していますが、企業の募集枠が規模によって増減しているため、採用競合の環境も変化していることがわかります 。

出典元:第43回ワークス大卒求人倍率調査 2027卒 (株式会社インディードリクルートパートナーズリクルートワークス研究所)

<28卒データ>マイナビ2028プレサイト 4月24日時点でのコース別掲載社数

※マイナビ2028の最新更新日(4/24)に合わせてデータを集計しております

<28卒データ>インターンシップ、仕事体験、オープン・カンパニー コース別掲載社数 2か年比較(4月24日時点)

※マイナビ2028の最新更新日(4/24)に合わせてデータを集計しております。

<28卒データ>インターンシップ、仕事体験、オープン・カンパニー コース別掲載社数 先行掲載日別比較
(4月24日時点)

※マイナビ2028の最新更新日(4/24)に合わせてデータを集計しております。

■28卒プレサイトは前年を大幅に上回る社数が掲載、早期接触が加速

4月24日時点のマイナビ2028プレサイトにおけるコース掲載社数は8,676社、掲載コース数は22,410コースにまで到達しました。
昨年の同時期と比較すると、オープン・カンパニーが928社増、インターンシップが490社増と、すべてのカテゴリで掲載社数が前年を上回る高い水準で推移しています。
さらに、4月中の先行掲載分を時系列で追うと、仕事体験の掲載社数は4月1日の3,579社から、4月24日には6,025社へと約1.7倍に急増しました。
夏期イベントに向けた学生との早期接点確保に動く企業の勢いは、前年以上のスピード感をもって加速しています。

学生アンケート(27卒)

最も多く回答を集めたのは「6月中」の28.3%という結果となりました。
5月中を含めると、全体の役割4割の学生が6月中までには就職活動を終えたいと考えていることがわかります。
また、前月の調査と比較すると「特に考えていない」が14pt低下しており、学生が就職活動の終了に向けて明確な目処をつけ始めたことがうかがえます。


「マイナビ」82.4%と不動の1位を維持し続け、2位「OfferBox」55.3%、3位「リクナビ」35.3%、4位「ワンキャリア」32.1%と上位の顔ぶれは先月と同様の結果となりました。
一方で、利用率に着目するとマイナビ・OfferBox共に前月の調査から約10ポイント低下しています。戦線が一旦ヤマ場を超え、今後も活動を続ける学生においては、利用ツールの見直しを考えるケースもあります。
更なる母集団の拡大を図る場合は、複数媒体を用いたアプローチなど、アクティブな学生により多く接触するための施策を検討する必要がありそうです。

1位は「マイナビ」が71.5%と、他のツールを大きく引き離して圧倒的なシェアを占める結果となりました。学生にとって「マイナビ」という、メインプラットフォームとしての地位が不動のものであることが分かります。
一方で、2位以下は「OfferBox」(7.1%)、「就活エージェント」(6.5%)、「リクナビ」(6.3%)、「ワンキャリア」(6.0%)など、わずか1.1pt差の中に4つのツールがひしめき合う大接戦の結果となりました。
ナビサイトがメインツールとして圧倒的な支持を得ながらも、スカウトツールやエージェントなど自身の就活スタイルに合わせた就活ツールを利用する学生が4人に1人はいることがわかります。

「週に2〜3回」が37.4%、「週に1回程度」34.4%と上位2項目だけで全体の約7割を占めているいう結果となりました。多くの学生が「週に1回以上」の定期的なコミュニケーションを企業側に求めていることが見て取れます。
選考プロセスにおいて、学生を不安にさせず志望度を維持させるためには、少なくとも週に1度は何らかのコンタクトを取る必要がありそうです。


最も多くの回答を集めたのは「仕事とプライベートのバランスが取れるか」の41.2%でしたが、「仕事についていけるか」35.3%、「上司や先輩との関係をうまく築けるか」30.3%が僅差で続く結果となりました。多くの学生が自身の生活基盤であるワークライフバランスが維持できるかを最優先に考えている傾向がうかがえます。
企業側は、制度面だけでなく実際の残業時間や休日の過ごし方など、入社後のリアルなライフスタイルを具体的に提示することで、学生が入社前に抱えている不安をフォローすることが望ましいといえます。

1位「X(旧:Twitter)」38.2%、2位「Instagram」35.6%という結果となり、約4割の学生が利用していることがわかります。企業側は文字だけでは伝わりにくい「社内の空気感」や「社員のパーソナリティ」、「仕事とプライベートのイメージ」などを動画や写真を用いて視覚的に伝えることで、より学生に企業理解を深めてもらうことができるため、SNSツールは今後も利用価値が高まる可能性があります。

1位が「X(旧:Twitter)」41.8%となり、次いで「YouTube」25.6%、「Instagram」12.9%と上位3つのツールで全体の約8割を占める結果となりました。特に「X(旧:Twitter)」が2位「YouTube」に15ポイント以上差をつける結果となっており、SNSツールの中でも情報収集ツールとして重宝されていることがうかがえます。
利用率の高いX(旧:Twitter)で接点を作り、YouTubeやInstagramで企業のカルチャーを視覚的に発信し、LINEでよりクローズドな選考情報を直接伝えるなど、SNSごとの特性に合わせたツールを活用することが、採用活動で上手くSNSツールを利用する鍵になると思われます。

「企業の雰囲気や社風」47.1%となり、2位の「インターンシップ・説明会などのイベント情報」29.1%を大きく引き離す結果となりました。学生はSNSを単なるイベント情報収集の手段としてではなく、公式HPやナビサイトだけでは見えにくい「企業の雰囲気や社風」といった情報を補完するために活用していることがわかります。
プライベートを重要視する学生が増加している昨今において、企業の雰囲気や社風を学生に届ける重要性は上がっており、SNSツールはそれらの情報を伝えるための有効な手段であるといえます。

新入社員エッセイ<2026年4月入社>

山本朱里同志社大学卒>

GWが明け5月に入り、いよいよ仕事が本格的に始まりました。4月中は指示を受けるのが当たり前となっており、それをなんとかこなそうとする毎日でした。
しかし、研修期間が終わった現在、もうスケジュールが組まれている日々は終わり、完全に自分で考えて行動しなければなりません。
私は要領が悪いタイプのため、作業のコツを早くつかみ、効率をいかに良くしていくかということと、優先順位決定を習慣化するということが、仕事をする上で時間をしっかり有効に使えるかを左右します。業務には慣れてきたため、今月は自分に合ったやり方を見つけられるように様々な工夫をして挑戦してみようと思います。
また、入社してから先輩や同期と関わる中で、沢山刺激を受け、良い部分をすべて吸収したいと思う毎日です。私も周囲の人から尊敬される部分を持てるように、精進して参ります。

早川和実関西大学卒>

入社して1か月が経過しました。学生の頃と比較して、環境が大きく変化しました。入社当日は緊張や不安もありましたが、毎日先輩社員に助けてもらい、時には同期との協力で、前向きな気持ちになれることが増えました。忙しい中でも快く対応してくれる先輩達には日々感謝の気持ちでいっぱいです。また、困っているときに声をかけてくれる同期を大切にしたいと思う日々です。
毎日が目まぐるしく過ぎていますが、この1か月間で新人業務や電話対応など、自分ができることも増えてきたので、これからもっと会社や社会に貢献したいという気持ちが強くなりました。まだまだ自分の力だけではできないことも沢山ありますが、社会人という自覚を持ち、毎日できるだけ多くのことを学びながら成長していきたいと思います。前向きな気持ちと学ぶ姿勢、感謝の気持ちを忘れず1歩1歩前に進んでいきます。

三倉茉子<同志社女子大学卒>

5月となり、入社して1か月経過しました。1か月間の研修を経て、何が分からないのかを少しずつ掴めてきたので、自分の中で具体的な疑問や質問が増えてきたという感覚があります。働く上でこの先も、業務内容に興味を持ち、なぜ?という疑問を常に持ち、行動し続ける姿勢は忘れないようにしていきたいと思っています。
また、さらなる成長のために「論理的な思考」が必要だと考えています。仕事に限らず、何か行動する際はなんとなくの感覚で動くのではなく、何かしらの理由を考えつつ行動し、論理的な思考の癖付けをしていきたいと思っています。このような意識を持ちつつ、研修で得た知識とともに着実に成長していきたいです。
特に1年目は質より量を意識しながら行動します。ただ、質を意識するようになった際に1年目の経験が無駄にならないように日々の振り返りも徹底していきたいです。

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採用・就職支援 コラム編集部
採用・就職支援 コラム編集部
様々な新卒・中途採用ツールを運用し、企業様の母集団形成や選考進捗率の引き上げをお手伝いしています。その中でご担当者様から頂いたギモンなど採用担当者様のお悩みにお答えすべくコラムの執筆活動を進めています。実際に、様々なツールや採用ケースを見てきたからこその視点で少しでも採用ご担当者様のお役に立てるよう執筆をさせていただきます。

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