catch-img

なぜ新入社員は「夏」に辞めたくなるのか?適性検査CUBICで可視化する離職の予兆とフォロー術

入社5ヶ月目に訪れる「魔の9月」と早期離職のメカニズム

入社直後の緊張感が解け、現場配属から数ヶ月が経過する「夏」は、新入社員のモチベーションが最も揺らぎやすい時期です 。採用総研のデータによると、入社5ヶ月目(9月頃)の新入社員には、以下のような特有の傾向が見られます。

  • 理想と現実のギャップ:入社前に抱いていたイメージと実務の差に悩み始めます 。
  • 主体性の減退:自分で仕事を探すことができず、指示待ちの状態に陥ることがあります 。
  • 不満の顕在化:社内の人間関係に悩み、会社への不満が出始めてくる時期でもあります 。

この時期のフォローを怠ることは、せっかく採用した人材の早期離職に直結しかねません 。

意外なことに、今の若手は「すぐ辞める」と思われがちですが、実際には55.4%が「定年まで一つの会社に勤めたい」という志向を持っています。それにもかかわらず離職が絶えないのは、彼らが理想とする「互いに助け合える職場(75.9%)」とのギャップに直面し、不安を解消できないまま「ここではない」と判断してしまうからです。

※数値は株式会社採用総研『2025年度新入社員意識調査』より引用

最新版の新入社員研修について、全体像や年間スケジュールを網羅的に知りたい方は、こちらの【2026年度版】新入社員研修の進め方完全ガイドをご覧ください。

目次[非表示]

  1. 1.入社5ヶ月目に訪れる「魔の9月」と早期離職のメカニズム
  2. 2.2. 適性検査CUBIC:データで「見えないストレス」と「本音」を数値化する
  3. 3.3. 夏のフォロー研修:不満を「自律的な課題解決」へ変える意識改革
  4. 4.4. 冬のフォロー研修:2年目に向けて「頼れる先輩」への飛躍
  5. 5.5. 1年間を通じた「伴走型」サポートの重要性
  6. 6.6. まとめ:データと対話で「育つ環境」をデザインする

2. 適性検査CUBIC:データで「見えないストレス」と「本音」を数値化する

感覚に頼りがちなメンタルケアを科学的に裏付けるのが、適性検査「CUBIC」の活用です 。単なる性格診断にとどまらず、多角的な視点から新入社員の状態を可視化し、配属・指導のヒントを提供します 。

  • 4つのストレス耐性をチェック:対人ストレス、目標ストレス、繁忙ストレス、拘束ストレスの耐性を測定し、個々の「ニガテ」を事前に把握できます 。
  • 行動特性の測定:性格とは別途、組織に属した場合に見せる行動特性も測定可能です 。
  • 退職傾向の把握:自分の生き方に自信があるかを数値化する「モラトリアム傾向」により、表面化していない退職意向を事前に察知することが可能です 。

3. 夏のフォロー研修:不満を「自律的な課題解決」へ変える意識改革

入社5ヶ月目の状態を知り(Step 2)、現状の壁を突破するための研修を9月に実施します 。

  • 現状の客観視:5ヶ月目の素直な気持ちを他の新入社員と共有し、自分の現状を客観的に見直します 。
  • 問題解決の思考法:自身の問題を見つけ、それをどう解決すべきかという自律的な思考力を養います 。
  • ストレスとの向き合い方:ストレスコーピング(対処法)を学び、自分の機嫌を自分でとるスキルを身につけます 。

4. 冬のフォロー研修:2年目に向けて「頼れる先輩」への飛躍

1月の終わりから2月にかけて実施する冬の研修(Step 3)では、意欲を知り、次年度への準備を固めます 。

  • 1年間の総括:入社してからの1年間を振り返り、自分の成長を実感させます 。
  • 仕事の意義の再認識:自分の仕事の意義を改めて考え、2年目のキャリアに向けた率直な気持ちをヒアリングします 。
  • 先輩としての心構え:後輩に指導できる「2年目」に向けて、先輩としての責任感とマインドを醸成します 。

5. 1年間を通じた「伴走型」サポートの重要性

新入社員の戦力化には、春・夏・冬の3段階にわたる継続的なフィードバックが不可欠です 。

  • 特性・状態・意欲の把握:春に特性を知り、夏に状態を知り、冬に意欲を知ることで、一貫性のある育成が可能になります 。
  • 現場指導への活用:研修で得られたデータやフィードバックは、上司やメンターの方に共有され、日々の指導の参考として利用できます 。
  • 早期離職のサインを逃さない:人事を離れた現場配属後も継続して確認を行うことで、離職のサインを早期にキャッチします 。

自社だけのフォローに限界を感じていませんか?他社の同期と悩みを分かち合うことでモチベーションを再燃させた受講生の声こちらからご確認いただけます。

6. まとめ:データと対話で「育つ環境」をデザインする

「最近の若手はすぐ辞める」と嘆く前に、彼らが何に悩み、どの程度のストレスを抱えているのかを客観的に把握することが、育成成功への第一歩です。受講生満足度93%を誇る採用総研の研修プログラムは、新入社員の心に寄り添いつつも、プロとしての自立を促す設計になっています 。

個々のストレス耐性やモラトリアム傾向に基づいた「指導のヒント」や、具体的なフォローアップ研修のカリキュラム詳細は、以下の資料からご確認いただけます。


【無料ダウンロード】2026年度新入社員集合研修 プログラム提案資料
退職意向を数値化!「適性検査CUBIC」による分析事例 理想と現実のギャップを埋める「夏のフォロー研修」詳細スケジュール 早期お申込みキャンペーン

夏のフォロー研修&冬のフォロー研修が無料になる特典のご案内
[離職を防ぎ、戦力を育てる研修資料をダウンロードする]

最新版の新入社員研修について、全体像や年間スケジュールを網羅的に知りたい方は、こちらの【2026年度版】新入社員研修の進め方完全ガイドをご覧ください。

採用・育成コンサルタント|坂口 智哉
採用・育成コンサルタント|坂口 智哉
2019年入社。営業企画部として、大手グループからベンチャー企業まで、規模を問わず累計42社以上のプロジェクトに参画。採用フローの設計や志望度醸成の仕組み化を完遂し、業種を問わず再現性の高い採用スキームを提供してきました。 特に「採用スキームの構築」と「採用スタートアップ支援」を専門としています。ゼロベースからのフロー設計や、独自のノウハウを用いた「志望度醸成の仕組みづくり」に定評があり、数多くの企業の採用基盤を確立しています。 【コンサルティングの指針】 過去の成功体験に固執する「今まで通りの採用」ではなく、変化の激しい「これからの採用市場」を見据えた戦略立案を重視しています。単なる手法(カタチ)の提供にとどまらず、採用成功の定義から逆算した本質的な解決策を提案し、企業の採用力強化に日々伴走しています。 自社の採用フローをゼロから見直したい、または内定承諾率に課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

\ いつでも視聴可能 /
見逃し配信セミナーはこちら


2/19(木) 【実践的】これAIが考えてない?学生の本質を見抜きAIによるミスマッチを防ぐ秘訣とは!


\ 人気記事ランキング /


\ ダウンロード可能 /
お役立ち資料


お役立ち情報を
定期的にお届けします!


icon_twitter
icon_facebook
pmark
株式会社採用総研は 2014年11月に一般財団法人 日本情報経済社会推進協会
(JIPDEC)より、「プライバシーマーク」の認証を取得しました。
pagetop