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新入社員が積極的に参加する!おもしろい研修プログラム例を公開!

「おもしろい研修って具体的にどんな内容なの?」と疑問に思う方も多いはずです。本記事では、新入社員研修で盛り上がりやすく、かつ実務にも役立つプログラムを一部公開します。人事担当者の方が研修企画の参考にできる内容を厳選しました。

そもそも新人にとって面白い研修とは?

目次[非表示]

  1. 1.アイスブレイクで雰囲気づくり
  2. 2.チームビルディング型ワーク
    1. 2.1.協力してタスクを解決するワーク
    2. 2.2.制限時間内で成果を出すチャレンジ
    3. 2.3.ブレインストーミング方式ゲーム
    4. 2.4.異なる価値観・考え方から合意形成をする知るコンセンサスゲーム
  3. 3.ロールプレイ・ケーススタディ
  4. 4.振り返り&アウトプットで“学びを定着”
  5. 5.プログラム例の一部公開(サンプル)
  6. 6.まとめ

アイスブレイクで雰囲気づくり

初対面の同期が集まる場では、緊張が研修の妨げになりがちです。そこで有効なのがアイスブレイク。

  • 共通点探しゲーム
    制限時間を設けて、その間にチームメンバー全員に一致する共通点は何か?というひたすら見つけていくゲームです。コミュニケーションが促進され、楽しく会話をすることで、全体としてリラックスできる雰囲気づくりにもなりますし、相互理解が深まり、自己理解にもつながります。
  • 自己紹介ワーク(趣味や好きなことを交えて話す)
    講師から提示するテーマに沿って時間いっぱい自己紹介をしてもらいます。2人1組になって、話し手は時間いっぱい話し続ける一方で聞き手は聞き続ける傾聴姿勢を学ぶワークにもなります。
  • Good & New(グッドアンドニュー)
    チームで一人ひとりが「良かったこと(Good)」と「新しい発見(New)」を発表していきます。メンバーのGood & Newを聞くことで「どのようなことを楽しいと感じるのか」「何に興味を持っているのか」といった価値観や考え方のクセを知ることができます。相互理解が深まるワークとなります。

短時間で緊張を解き、参加意欲を高められます。

チームビルディング型ワーク

グループで課題に取り組むアクティビティは、新入社員に人気の高いプログラムです。

  • 協力してタスクを解決するワーク

    グループで一つの課題を与え、制限時間内に解決策を考えて発表します。例として「架空の商品を販売するプランを作る」「簡易的な業務フローを設計する」など、実務に近い課題を設定することも可能です。
    目的・効果:
    ・チーム内で役割分担や協力の重要性を体感
    ・個々の意見をまとめて成果物に反映する力を養う
    ・自分のアイデアを他人に伝えるコミュニケーション能力の向上
  • 制限時間内で成果を出すチャレンジ

    タイマーを使って制限時間を設定し、その中でチーム課題を達成させます。例として「ペーパータワーを高く積む」「簡単なロボットを作る」など、体験型・競争型のアクティビティも人気です。

    目的・効果
    ・時間管理の重要性を体感
    ・プレッシャー下でのチームワークと判断力を養う
    ・達成感と一体感を得ることで新人同士の信頼関係を形成

  • ブレインストーミング方式ゲーム

    テーマに沿って自由にアイデアを出し合い、短時間でアイデアの量と質を競う形式のゲームです。例として「新商品アイデアを10分以内に10個考える」「業務改善のアイデアを出す」などがあります。

    目的・効果
    ・発想力と創造力を育成
    ・他者の意見を聞き、組み合わせて新しいアイデアを生み出す力を養う
    ・会議や企画業務での活発な意見交換の土台作り

  • 異なる価値観・考え方から合意形成をする知るコンセンサスゲーム

    チーム内で意見が分かれる課題を与え、全員が納得できる結論を出すことを目指します。例:「チームで旅行プランを決める」「優先順位の異なる業務課題を整理する」など、価値観の違いが出やすい状況を設定。

    目的・効果
    ・異なる意見や価値観を尊重しながら合意を形成する力を養う
    ・議論の整理や意思決定のプロセスを学ぶ
    ・協調性・リーダーシップ・調整力の向上

これにより、自然とコミュニケーション力や主体性が鍛えられます。

ロールプレイ・ケーススタディ

実務に直結する場面をシミュレーションすることで、「やってみて初めて気づく」学びが得られます。

  • 電話対応ロールプレイ
  • 名刺交換の実践(様々なパターン:1対1・上司役を含めた2対2など)
  • 報連相をテーマにしたケーススタディ

失敗しても笑いに変えられる環境が「おもしろさ」と「安心感」につながります。

振り返り&アウトプットで“学びを定着”

楽しいだけで終わらせず、研修の最後に振り返りを行うことで、学んだことが実務につながります。

  • グループ発表
  • 「学んだことを一言でまとめる」アウトプット

これにより、達成感と実用性の両方が得られます。
採用総研の研修ではワークやディスカッションを通じ学びの定着にこだわった新入社員研修を実施しています。こちらもぜひご確認ください。

プログラム例の一部公開(サンプル)

例:1日の流れ(抜粋)

  • 午前:導入ワーク&アイスブレイク&マナー○×クイズ
  • 午後:グループワーク&ケーススタディ&グループ発表

このような流れで進めると、緊張がほぐれつつ実務に活かせる学びが得られます。また午前中の○×クイズなどは一問一答の様なクイズ問題を準備しておくことで、現時点で何を知っていて何を知らないのか?という現在地の把握ができます。そのうえで実践的な内容に進む事でより知らないといけないことは何なのか?というマインドを持ってもらう事で知識の定着への効果がおおきいです。

当社で実施している受講生満足度95%の研修でのプログラムも一部公開していますので、こちらよりダウンロードしてください。

まとめ

「おもしろい研修」とは、盛り上がるだけでなく「役立つ学び」を伴うことが大切です。
近年、厳しい研修ではなく「楽しく」「面白く」どう学んでもらうか?という事が教育で重要なこととなっておりますが、メリハリをつけて楽しいの中に発見があるという研修を目指したプログラムやカリキュラム設計のためにお役立ていただけますと幸いです。

また、採用総研では研修プログラムのご相談も承っております。プロの視点や新卒採用のお手伝いをバックボーンとする当社だからこその今の新入社員に合った研修とは?という視点でサポートいたします!

営業企画部 坂口
営業企画部 坂口
2019年入社、営業企画部として某大手グループや中小企業など企業規模に関わらず、幅広い企業様の採用コンサルティングを実施。 特に、採用スキーム作成や採用スタートアップ支援に長けており、採用フローの作成や志望度醸成のための仕組みづくりが得意分野。 「今まで通りの採用傾向」よりも「これからの採用市場」を。 なおかつ、「カタチ」ではなく「考え方」の提供を心掛けて日々奮闘中。

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