
新入社員が「おもしろい!」と感じる研修とは?成果につながる工夫ポイント
新入社員研修と聞くと「眠い」「つまらない」といったイメージを持たれがちです。ですが一方で、「おもしろい研修だった」と感じてもらえるケースもあります。では、この「おもしろい」とは、単にゲーム感覚で楽しいだけを意味するのでしょうか?実は、研修における「おもしろさ」は、成果や学びに直結する重要な要素なのです。
本記事では、新入社員が「おもしろい」と感じる研修の本質と、効果的に取り入れるための工夫を解説します。
新入社員にとって“おもしろい研修”の本当の意味
多くの人が「おもしろい=楽しい、笑える」と思いがちですが、研修の場における「おもしろい」は少し違います。
新入社員にとっての“おもしろさ”とは:
- 参加型であること:自分の意見を言えたり、動いたりできること
- 実務に役立つこと:学んだ内容が業務につながることを実感できること
- 達成感があること:やりきった感覚や成果を感じられること
この3つが揃うことで「この研修はおもしろかった」と感じてもらえます。
若手が「つまらない」と感じる研修の特徴
逆に、以下のような研修は「つまらない」と受け取られてしまいがちです。
- 講義形式が中心となり眠たくなる
- 自分の経験や課題に置き換えられない
- 発言や交流の機会がなく、受け身になってしまう
- 動画などを見ているだけ
これらの要素が欠けていると、研修は「退屈だ」と感じられてしまう原因となります。研修は参加者の積極性や興味を引き出すことが重要です。
“おもしろさ”を生む工夫のポイント
新入社員が主体的に参加できるような仕掛けを盛り込むと、自然とおもしろさが生まれます。
- グループワークやディスカッション:同年代との交流が刺激になり、学びが深まる
- ロールプレイやケーススタディ:実務をシミュレーションすることで実感値が高まる
- 成果が見える仕掛け:発表やフィードバックがあると「やってよかった」と思える
同年代との交流については自社の新入社員同士の交流でも充分に刺激になりますが、他社の新入社員との交流をする事でより良い刺激が生まれます。
例えば、採用総研の集合型研修では他企業の新入社員様とのディスカッションやワークを通じてより「新鮮なおもしろさ」と感じていただけるコーチング型の研修を実施しています。また、研修内ではアウトプットの機会をたくさん設けていますので受講生にとっても充実感のある研修を実施しています。また、必ず他社様とのグループを前提としておりますので1名様からのご受講も可能です。
おもしろさと効果を両立するために
近年の傾向としては厳しくしてはいけないという風潮の中でも注意したいのは、「楽しさ」だけで終わらせないこと。振り返りの時間を設け、学んだ内容を整理し、実務でどう活かせるかを考えさせることが大切です。また、実務にどう活かせるか?については伝える方法も難しいかと思います。これらを研修のプロに任せるというのも1つの手かもしれません。各研修プログラムにおける「落としどころ」の設定と伝わり方によって「おもしろかった」だけでなく「役立った」という実感が得られます。
まとめ
新入社員にとって「おもしろい研修」とは、笑える娯楽ではなく「参加しやすい」「役立つ」「成果を感じられる」研修です。そのために実践的なマナー研修や参加型のワークやディスカッションの時間を設けていただく事がおススメです。採用総研では時代に合った研修の実施をモットーに研修プログラムの設計などもしておりますので、プログラムのご相談なども承っております。
もっと具体的な研修設計事例を知りたい方は、こちらをご覧ください。
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