
【採用担当者様必見】会社説明会のオンデマンド化はどう進める?パワポの構成配分と「働く解像度」を上げる動画作成手順
【要約:30秒でわかる本記事のポイント】
採用動画の成果は、機材の良し悪しではなく「学生の働く解像度を高め、いかに次の選考へ繋ぐか」で大きく変わります。
本記事では、多忙な人事担当者様に向けて、具体的なパワポの構成配分(スライド枚数・分数)から、自社制作に潜む「工数の壁」まで、明日からご活用いただける実践的な作成手順をお伝えいたします。
■ 目次
■ 1. 多くの人事担当者様は「オンデマンド化」でどのような悩みを抱えているのでしょうか? 💭
「オンライン採用が主流になり、うちも会社説明会を動画化したいけれど、何から始めればいいのか……」
「動画用の資料ってどう準備するの? いつものパワポではダメなの?」
今年初めて新卒採用の動画化を任されたご担当者様から、私たちは毎日のようにこうした切実なご相談をお受けいたします。他社の素晴らしい採用動画を見ると「自社にはとても無理だ」とハードルを高く感じてしまわれるかもしれません。
しかし、どうかご安心ください。学生の心を動かすオンデマンドセミナーに、テレビ番組のような映像美は必ずしも必要ではありません。最も大切なのは、学生が「自分が入社したらどんな風に働くのだろう」という日常を追体験できるシナリオ(構成)づくりにあります。
■ 2. なぜ今、新卒採用にオンデマンドセミナーが必要なのでしょうか? 💡
【ポイント】学生の「タイムパフォーマンス(タイパ)重視」の姿勢と、早期化する就職活動に対応し、学生に「選択肢」をご提供するためです。
【具体的には…】
私たちが日々学生の皆様と接する中で、その情報収集スタイルはここ数年で大きく変化したと感じております。大学3年生の2月〜4年生の春にかけて、学生はすでに持ち駒の選考を進めながら「新しい企業」を探しています。この時期、日時の決まったリアルタイムの説明会に時間を合わせるのは、学生にとって非常に負担が大きくなります。
「いつでも、自分の好きなタイミングで視聴できる」オンデマンドセミナーをご用意し、学生に「リアルタイムか、オンデマンドか」という選択肢を提示してあげることが、応募の裾野を優しく広げる大切な一歩となります。
■ 3. 【実践手順】学生の心を動かすパワポ構成と動画の作成手順とは? 📊
【ポイント】動画は「15分」を基準とし、PowerPoint(パワポ)を用いた明確な時間配分とスライド枚数で設計されることをおすすめいたします。企業スペックの羅列ではなく、「未来体験」を語ることが最大のポイントです。
【具体的には…(15分動画の構成目安)】
ただ会社概要を読み上げるだけの録画では、開始数分で離脱されてしまう傾向にあります。採用総研が推奨させていただく「働く解像度を上げる15分間のパワポ構成」の目安は以下の通りです。
時間配分 / スライド数 | 内容と目的 |
|---|---|
00:00 - 01:00 | 導入 |
01:00 - 06:00 | 求める人物像とビジネスの裏側 |
06:00 - 11:00 | 働く解像度を上げる「業務のリアル」 |
11:00 - 14:00 | 社員同士の関わり方・社風 |
14:00 - 15:00 | ネクストアクション |
💡 すぐに使える「動画構成の型」を無料公開中!
上記の「15分構成」に当てはめてそのまま実務で使えるテンプレートや、ナビサイトへの案内文面をまとめたマニュアルをご用意しました。自社でゼロから企画する工数を削減したい方は、ぜひご活用ください。
■ 4. 【成功事例】年間エントリー100名未満から内定承諾を勝ち取った方法とは? ✨
【ポイント】オンデマンド動画は「作って終わり」ではなく、リアルタイム説明会との併用や、丁寧なフォローの仕組みがあって初めて真価を発揮します。
【具体的には…】
私たちがご支援させていただいた、ある空調設備・プラント系企業様の素晴らしい取り組みをご紹介いたします。同社は、年間の総エントリー数(個人情報取得数)が100名にも満たないという、非常に厳しい母集団形成の課題を抱えておられました。
そこで、リアルタイムの「通常オンラインセミナー」に加えて「オンデマンドセミナー」を併用し、マイナビ上で自動運用(自動サンクスメールの送付とエントリーシート提出のお願い)を開始されました。
結果は以下の通りです。
・通常セミナーの予約:15名
・オンデマンドセミナーの予約:25名
さらに素晴らしいことに、オンデマンドセミナーを視聴された25名のうち、なんと「7名」が後日改めて通常セミナーにもご予約くださり、最終的にこの施策から「2名」の内定承諾を獲得されたのです。
この成功の裏側には、2つの大切な要因があります。
1つは、学生に「まずは動画で見てみる」という選択肢を与え、心理的ハードルを下げたこと。
もう1つは、動画を見せた後、学生としっかり向き合いたいご担当者様が、前後のフォローを本当に丁寧に行われたことです。動画はあくまで優しい入り口であり、その後の「人と人との触れ合い」こそが採用成功の鍵となります。
■ 5. 自社制作の前に知っておきたい「5〜8時間の編集工数の壁」とは? ⚠️
【ポイント】作成のコツはお伝えした通りですが、それを人事ご担当者様だけで抱え込もうとすると、「客観性の欠如」と「膨大な編集工数」という高い壁に直面されるケースが多く見受けられます。
【具体的には…】
自社で作成される場合、どうしても「企業として伝えたいこと(理念や制度)」が先行してしまい、学生が本当に知りたい情報とのズレが生じやすくなります。しかし、それ以上に懸念されるのが「工数」の負担です。
▼ 編集工数がコア業務を圧迫するリスク
不要な間のカット、スマホ視聴を前提とした見やすいテロップ(字幕)の挿入、BGMの調整など、15分の動画を1本編集するのに、専門外の方であれば最低でも「5〜8時間」の大切な時間が奪われてしまいます。
これは、志望度の高い学生様5名と、じっくり1on1の個別面談ができる時間を丸ごと失ってしまうことを意味します。先ほどの成功事例でも触れました通り、採用の勝敗を決めるのは動画視聴後の「丁寧なフォロー」です。動画編集に多忙を極め、ご担当者様が最も大切にされたい「学生との対話」が難しくなってしまっては、大変もったいないと感じております。
■ 6. 採用動画をただの録画で終わらせず「採用力の資産」に変えるには? 🤝
【ポイント】映像制作会社ではなく、「採用戦略と教育のプロ」をパートナーとしてご検討いただくことも一つの有効な手段です。
【具体的には…】
採用動画の目的は、決して「綺麗な映像作品を作ること」ではなく、「学生の皆様に自社の魅力を正しく伝え、良いご縁(歩留まり)を育むこと」だと私たちは考えております。
株式会社採用総研は、年間を通じて数多くの企業様の採用ご支援から内定者フォローまでを、黒衣(くろご)として一気通貫で伴走させていただいております。「どんな情報をお届けすれば学生の働く解像度が高まり、どう連携させれば次の選考へ心地よく進んでいただけるか」という、採用全体の設計図をご提供いたします。
貴社の素晴らしい評価軸や真摯な姿勢を的確に言語化し、貴重な人事の工数を奪うことなく、学生の心を動かすコンテンツ作りを誠心誠意サポートさせていただきます。
■ 7. FAQ:オンデマンドセミナーの作成に関してよくあるご質問とは? ❓
Q. スライド(パワポ)と音声だけの動画でも見てもらえますか?
A. できる限り、お話しされている「人(人事や現場社員様)の顔」を画面の端(ワイプ)に映していただくことをおすすめいたします。学生は「どんな方々が働いているのだろう」という温かい雰囲気を探しています。お顔が見えるだけで、安心感や志望度の醸成に大きく繋がります。
Q. スマホのカメラで撮影しても大丈夫でしょうか?
A. 全く問題ございません。最近のスマートフォンは画質が非常に優れておりますので、明るい場所で固定して撮影していただければ十分です。ただ1点、画質よりも「音質」にはぜひこだわってあげてください。聞き取りづらい音声は学生のストレスになりやすいため、安価なもので構いませんのでピンマイク等のご活用を推奨いたします。
■ 8. 【編集後記:採用担当者様へ】 ✉️
本記事で解説させていただいたノウハウは、あくまで一つの「地図」に過ぎません。実際に素晴らしいゴールへ辿り着くためには、貴社の社風やご状況に合わせた「コンパス(戦略)」が必要です。
「記事の構成通りに進めたいけれど、日々の業務で手一杯だ」
「作ったパワポ資料が本当に学生の心に届くのか、第三者の視点でアドバイスが欲しい」
そうお悩みのご担当者様は、ぜひ一度、株式会社採用総研の無料相談をご活用ください。
貴社の採用活動がより豊かな「資産」となり、素晴らしい学生様とのご縁に繋がるよう、具体的なロードマップをご提案させていただきます。





