
学生を惹きつける新卒採用の説明会資料とは?必要な項目や構成案、作成のポイントを徹底解説
新卒採用において会社説明会を実施しても、思うように選考参加につながらないケースがあります。これは、資料の内容が企業紹介に偏り、学生にとっての魅力が伝わっていないことが原因のひとつです。
会社説明会は、学生が企業の中身に触れる極めて重要な接点であり、資料の良し悪しが志望度を左右します。そのため、資料は「企業視点の情報整理」ではなく、「学生が入社後を具体的に想像できる構成」にすることが重要です。
この記事では、説明会資料に必要な項目や、学生を飽きさせない適切な構成とボリューム、そしてZ世代の共感を得るための作成ポイントを解説します。
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【新卒採用向け】会社説明会の資料に必要な10の項目
会社説明会の資料は単なる会社案内ではなく、学生が企業理解を深め、選考参加を判断するための重要な材料です。漏れなく魅力的に情報を整理するためには、以下の10項目を軸に構成することが求められます。
会社概要
名称、設立年、代表者、事業内容、拠点数、売上規模などの基本情報を記載します。企業の規模感や歴史を正しく伝えることで、組織としての信頼感のベースを築きます。
企業理念
「なぜこの会社を設立したのか」という企業の存在意義や、「どのような社会を実現したいのか」という価値観を示します。共感を呼ぶビジョンは、価値観の合う学生を引き寄せる強い磁石となります。
社風・文化
社内の雰囲気や大切にしている行動指針、意思決定のスタイルなどを紹介します。写真やエピソードを添えることで、文字だけでは伝わらない「居心地」や「チームワーク」が可視化され、ミスマッチ防止につながります。
なお、学生に社風を感じ取ってもらうため、会社説明会の資料に動画を差し込むケースも近年増えています。
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仕事内容・1日の流れ
抽象的な業務説明ではなく、市場における自社の立ち位置や職種ごとの役割、顧客に提供している価値などを具体的に記載します。
また、出社から退社までのタイムスケジュールを例示することで、入社後の日常や自分が働く姿を具体的にイメージさせることができます。
キャリアパス
入社後の成長モデルや昇進イメージを提示します。3年後・5年後にどのような役職やスキルを目指せるのかを明示し、長期的なキャリア形成の可能性を示すことで、学生の志望度を高めやすくなります。
給与・福利厚生
初任給や各種手当、賞与、休暇制度などの条件面を正確に記載します。学生の不安を払拭し信頼感を高めるために、条件面は誠実かつ分かりやすく提示するのがポイントです。
教育・研修・評価制度
新卒向けの研修カリキュラムや評価基準を提示します。成長環境を具体化することで、「自分を育ててくれる環境があるか」「頑張りが認められるか」という学生の不安を払拭しやすくなります。
説明会資料だけの特別な情報
ビジネスモデルの図解や、ボーナスを含めた具体的なモデル年収、さらには自社の弱みなど、ナビサイトに載せていない情報を記載します。
弱みに関しては、それを認めたうえで「克服するために新しい力を求めている」と伝えることで、誠実さを届けられるほか、信頼性の向上が期待できます。
募集要項・選考フロー
募集職種、人数、応募条件、提出書類、面接回数、内定までのステップなどを記載します。次のアクション(エントリー方法)を明確にし、学生が迷わず選考に進めるように誘導します。
よくある質問
過去の説明会で出た質問をあらかじめまとめておきます。質疑応答の時間を効率化するとともに、聞きにくい不安を先回りして解消する効果があります。
会社説明会資料の適切な構成は?ボリュームと時間の目安
資料の内容が充実していても、構成が不適切であれば学生の集中力は途切れてしまいます。そのため、適切な時間配分とページ数を意識した設計が不可欠です。
一般的な構成
説明会全体を40分〜1時間程度に収める場合、以下のような時間配分が一般的です。
▼会社説明会資料の一般的な構成
スライド枚数の目安
スライド枚数は20~30枚程度が目安です。1スライド1メッセージを徹底し、30~40分で話し切るボリュームを目指します。
オンライン実施の場合は、画面が長時間切り替わらないと学生の意識が逸れやすいため、1枚当たりの情報量を減らして枚数を増やし、テンポよく画面を切り替える工夫が有効です。
Z世代の心をつかむには?効果的な会社説明会資料を作るためのポイント
現代の学生(Z世代)は、表面的なきれいごとよりも「実利」と「誠実さ」を重視する傾向があります。彼らに刺さる資料には、特有の視点が必要です。
学生へのメリットを語る
「我が社はここがすごい」という自慢話に終始せず、「我が社に入社することで、あなたにどのような未来があるか」という学生主体のベネフィットに変換して伝えます。競合他社と比較して、自社を選ぶことが学生にとってどのような成長につながるのかを明確にすることで、単なる情報収集の対象から「自身のキャリアを託すに値する場」へと学生側の認識を引き上げやすくなります。
生の声と数字をバランスよく配置する
洗練されたコピーだけでなく、社員のインタビューも積極的に掲載します。顔写真や動画を用いて「人」を可視化することで、親近感を醸成しやすくなります。
加えて、平均残業時間や有休消化率、離職率といったデータも誠実に開示することが重要です。感情を揺さぶる「人の魅力」と納得感を与える「数字の根拠」をセットで提示することで、学生の不信感を拭い去り、「この会社なら安心して挑戦できる」という確信へとつなげます。
説明会でしか得られない情報を盛り込む
ナビサイトに掲載されている情報のリピートだけでは、参加者の満足度は上がりません。「今日参加した人だけが知れること」として、現場の苦労話や経営の裏側などを盛り込むことで、「説明会に参加してよかった」という納得感や「自分は一歩踏み込んだ理解ができた」という優越感が生まれ、選考エントリーを促しやすくなります。
資料で企業に興味を持たせる!選考につなげるためのコツとは
会社説明会の資料を単なる説明の道具で終わらせないためには、学生を巻き込む仕掛けが必要です。
例えば、スライドのなかで「あなたならこの課題をどう解決しますか?」と問いかけ、学生に思考を促すことで、当事者意識を持たせることができます。
また、資料の静止画と動画コンテンツを効果的に連携させることも有効です。社員の話し方や職場の雰囲気を動画で補足することで、記憶への定着率を高め、強い印象を残すことができます。
採用総研が会社説明会の資料作成をサポート
魅力的な会社説明会資料を作成するには、自社の強みを客観的に分析し、学生の心に響くストーリーを構築する専門的なノウハウが必要です。
株式会社採用総研は、第三者の視点から貴社の潜在的な魅力を引き出し、学生が「この会社で働きたい」と強く思うストーリー構成をご提案します。新卒採用市場における貴社の強みと弱みを分析し、どのような順序で情報を伝えれば志望度が上がるのかを緻密に設計します。
また、単なるスライド制作にとどまらず、説明会での話し方のアドバイスや、その後の選考フォローの設計まで含めたトータルなコンサルティングを実施します。
さらに、説明会の準備やリマインド実務の代行も提供し、人事担当者が「学生との対話」という最も重要な業務に集中できる環境を構築します。
会社説明会の資料作成に課題があったり、そもそもどのように作ればよいか分からずお困りなら、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
この記事では、新卒採用の説明会資料について以下の内容を解説しました。
- 会社説明会の資料では、会社概要や企業理念、キャリアパス、選考フロー、そして弱みを含む特別情報などを網羅する
- 構成・ボリュームは、20~30枚のスライドで40分程度が目安
- 自社の自慢ではなく、入社することで学生が得られる成長や未来を強調する
- きれいな言葉だけでなく、定量的データと社員の生の声で誠実さを伝える
説明会資料には、会社概要からキャリアパス、さらには弱みを含めた特別な情報まで、全10項目を戦略的に配置することが重要です。1スライド1メッセージを基本とし、テンポよく進めることで学生の集中力を維持させやすくなります。
Z世代の心をつかむためには、自慢ではなく「学生にとってのメリット」を語り、数字と生の声をバランスよく提示することが求められます。
自社だけでは客観的な魅力の言語化が難しい場合は、採用戦略の全体像から資料を設計できるプロのサポートを活用することが、選考移行率を高める近道となります。
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