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新卒採用は「待つ」から「見つけにいく」時代へ。SNSとスカウトを使いこなす最新の母集団形成戦略

大手求人ナビサイトに求人広告を掲載し、学生からのエントリーを待つ——。
かつての王道だったこの手法が、今、大きな曲がり角を迎えています。

現在の就職活動において、学生の情報の入り口はGoogle検索やナビサイトから、SNSやダイレクトメールへと劇的にシフトしました。もはや「知られるのを待つ」だけでは、優秀な層との接点は持てません。2026年卒以降の採用成功を左右するのは、認知を広げる「SNS」と、確実に関係を築く「スカウト」を掛け合わせたハイブリッド型の攻めの戦略です。

※この記事は、新卒採用を成功させるための全体戦略の一部です。採用活動の全体像(戦略立案〜内定者教育)を網羅的に確認したい方は、まずこちらの『新卒採用を成功に導く完全ガイド』をご覧ください。

目次[非表示]

  1. 1.「待つ採用」の限界と「見つけにいく採用」のメリット
    1. 1.1.競合に埋もれないための差別化
  2. 2.SNS採用の戦略:自社の「ファン」を育てる
    1. 2.1.「日常」を届けて心理的ハードルを下げる
  3. 3.スカウト(DR)の戦略:学生を「口説き落とす」
    1. 3.1.テンプレートを捨て、「個」に向き合う
  4. 4.まとめ:一貫したストーリーが勝敗を分ける

「待つ採用」の限界と「見つけにいく採用」のメリット

なぜ、従来のナビサイト中心の採用は効果が薄れているのでしょうか。それは、学生が「自分にパーソナライズされた情報」しか受け取らなくなっているからです。

競合に埋もれないための差別化

数万社が並ぶナビサイトの中では、資本力のある大手企業が圧倒的に有利です。中堅・ベンチャー企業が「条件」だけで勝負しても、その声は届きません自らターゲットに歩み寄る「見つけにいく採用」には、以下のメリットがあります。

  • SNSによる潜在層へのアプローチ: 自社を全く知らなかった層に対し、レコメンド機能を活用して「偶然の出会い」を創出できる。
  • スカウトによる顕在層の「一本釣り」: 自社が求める要件に合致する「顕在層」に対し、ピンポイントで直接アプローチし、確実に認知・関心を引き出す。

これらを組み合わせることで、「SNSで見かけたことがある企業から、自分宛てに熱烈なスカウトが届く」という強力な認知体験をデザインできるのです。

SNS採用の戦略:自社の「ファン」を育てる

SNS採用(ソーシャルリクルーティング)の役割は、単なる募集告知ではありません。学生の中に「親近感」を醸成し、「ファン」を育てることにあります。

「日常」を届けて心理的ハードルを下げる

学生は広告特有の「綺麗すぎる言葉」を警戒します。彼らが求めているのは、社員のランチ風景、会議の雰囲気、あるいは失敗談といった「飾らない日常」です。

  1. 親近感: 「この人たち、楽しそうだな」というポジティブな印象。
  2. 信頼: 「情報の透明性が高い」という安心感。
  3. 応募: 「この人たちと一緒に働きたい」という動機形成。

SNSは一朝一夕で成果が出るものではありませんが、継続的な発信は、後述するスカウトの「開封率」や「返信率」を底上げする強力な資産となります。
【最新版】X、Instagram、TikTok...採用SNS別の使い分け詳細はこちら

スカウト(DR)の戦略:学生を「口説き落とす」

ダイレクトリクルーティング(DR)を「一斉送信メール」と同じだと考えているなら、その戦略はすぐに修正が必要です。

テンプレートを捨て、「個」に向き合う

優秀な学生の受信ボックスには、毎日大量のスカウトが届きます。その中で目を引くのは、「なぜ、他の誰でもなく私なのか」が言語化されているメッセージです。

  • 1on1の対話: スカウトは募集の手段ではなく、最初の面談(対話)です。
  • プロフィールの読み込み: 過去の経験や志向性に触れ、自社でどう活躍できるかを具体的に提案します。

「あなたを必要としている」という熱量の高いメッセージは、就活生の自己肯定感を高め、強力な動機付けへと繋がります。

返信率が3倍変わる!ターゲットを動かすスカウト文面の鉄則はこちら

……SNSで発信するにしても、スカウトを送るにしても、一貫したメッセージが必要です。メッセージがブレてしまうと、学生に不信感を与えかねません。

※ここが、多くの人事が「挫折」するポイントです
理想を言えば、全学生にこうした「個別のメッセージ」を送るべきです。しかし、1通あたり15分かけてプロフィールを読み込み、文面を練ると、100通で25時間以上を要します。日々の面接やイベント対応に追われる中で、この時間を捻出するのは現実的ではありません。

結局、多くの企業がリソースの限界から「一斉送信」に戻ってしまい、結果として学生にスルーされる悪循環に陥っています。もし「熱量の高いスカウト」と「運用の効率化」を両立したいのであれば、AIに「学生の読み込み」を、プロに「運用の最適化」を任せるという選択肢を検討すべきタイミングかもしれません。そこで今注目されているのが、AI技術とプロの運用代行を掛け合わせ、質を落とさずに返信率を最大化する手法です。最新のAI活用術やパーソナライズ文面の作成戦略については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
[AIスカウト代行] 工数ゼロで「自分宛だ」と思わせる最新の活用術はこちら

情報を発信する前に、まずは新卒採用を成功に導く完全ガイドで解説している『自社の魅力定義のフレームワーク』を使って、自社の武器を整理しておくことを強くおすすめします。

まとめ:一貫したストーリーが勝敗を分ける

SNSで「文化」を伝え、スカウトで「個」にアプローチする。この一連の流れに、「誰に、何を届けるか」という一貫したストーリーがある企業こそが、2026年卒以降の採用戦線を勝ち抜くことができます。

ツールを導入しただけで満足していませんか? 「攻めのポートフォリオ」をどう構築すべきか、自社の強みをどう言語化すべきか。戦略の立案から実行まで、プロの視点が必要な方はぜひご相談ください。

あなたの企業の魅力を、本当に届けるべき学生のもとへ。

「SNS運用のリソースがない」「スカウトの返信率が上がらない」とお悩みですか? 私たちは、採用ブランディングの構築からスカウトの運用代行まで、貴社の「攻めの採用」をトータルで支援します。まずは現状の課題を整理する無料相談から始めましょう。

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採用コンサルタント|坂口 智哉
採用コンサルタント|坂口 智哉
2019年入社。営業企画部として、大手グループからベンチャー企業まで、規模を問わず累計42社以上のプロジェクトに参画。採用フローの設計や志望度醸成の仕組み化を完遂し、業種を問わず再現性の高い採用スキームを提供してきました。 特に「採用スキームの構築」と「採用スタートアップ支援」を専門としています。ゼロベースからのフロー設計や、独自のノウハウを用いた「志望度醸成の仕組みづくり」に定評があり、数多くの企業の採用基盤を確立しています。 【コンサルティングの指針】 過去の成功体験に固執する「今まで通りの採用」ではなく、変化の激しい「これからの採用市場」を見据えた戦略立案を重視しています。単なる手法(カタチ)の提供にとどまらず、採用成功の定義から逆算した本質的な解決策を提案し、企業の採用力強化に日々伴走しています。 自社の採用フローをゼロから見直したい、または内定承諾率に課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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