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新卒採用の効率化はどう進める?コア業務・ノンコア業務の仕分け基準と最新の成功事例を解説

新卒採用の長期化・複雑化により、採用担当者の工数不足が深刻です。本記事では、最新の採用トレンドを踏まえた「コア業務・ノンコア業務」の仕分け基準を公開。自社で抱え込むリスクと外注(RPO)のコスト・品質比較から、採用成功率を最大化する効率化の3ステップを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.1. なぜ今、新卒採用の「業務仕分け」が急務なのか?(市場背景)
  2. 2.2. 決定版:新卒採用におけるコア業務・ノンコア業務の一覧比較
  3. 3.3. 陥りがちな罠。「ノンコア業務」を軽視すると採用が失敗する理由
  4. 4.4. 効率化の3ステップ:どの業務から手放すべきか?
    1. 4.1.Step 1:工数と専門性の棚卸し
    2. 4.2.Step 2:コスト・品質・スピードの比較検討
    3. 4.3.Step 3:パートナーへの部分委託から開始
  5. 5.5. まとめ:コア業務に集中し、採用成功率を最大化するために

1. なぜ今、新卒採用の「業務仕分け」が急務なのか?(市場背景)

昨今の新卒採用市場は、「早期化」「長期化」に加え、SNS採用やダイレクトリクルーティング(DR)の台頭により、担当者がこなすべき業務量は数年前の数倍に膨れ上がっています。

特に、Z世代をターゲットとした採用では、画一的なメール配信だけでは心に響かず、一人ひとりに合わせた「カジュアル面談」や「SNSでの個別アプローチ」といった、高い熱量が求められるコミュニケーションの重要性が増しています。

しかし、多くの企業では、説明会の会場手配やスカウト配信、日程調整といった「事務的な作業」に追われ、本来最も時間を割くべき「学生との関係構築(コア業務)」が疎かになっているのが実情です。この「業務の飽和」を放置することは、母集団形成の失敗だけでなく、優秀層の取りこぼしという大きなリスクに直結します。

2. 決定版:新卒採用におけるコア業務・ノンコア業務の一覧比較

採用活動を効率化する第一歩は、業務を「自社でしかできないこと(コア)」と「外部やシステムに任せられること(ノンコア)」に明確に仕分けることです。

分類

具体的な業務内容

判断基準

コア業務

採用戦略の策定、合否判定、面接(最終・役員)、内定者フォロー(動機形成)、入社承諾のクロージング

企業の理念や文化を直接伝え、学生の人生を左右する意思決定に関わる業務

ノンコア業務

求人媒体の運用、スカウト配信代行、説明会/面接の日程調整、リマインド連絡、合否通知の発送、WEBテスト管理

定型化が可能で、マニュアルに沿って正確・迅速に遂行することが求められる事務的業務

最新の準コア業務

SNS運用(投稿作成)、カジュアル面談の一次対応、OB/OG訪問の調整

戦略性は高いが、一部の運用プロセスは外部パートナーとの連携が可能な業務

3. 陥りがちな罠。「ノンコア業務」を軽視すると採用が失敗する理由

「ノンコア業務=重要度が低い」と考えるのは危険です。実は、新卒採用の成功を左右するのは、ノンコア業務の「スピード」と「丁寧さ」です。

例えば、学生からの問い合わせへの返信が1日遅れる、あるいはリマインドメールが届かないといった些細なミスが、学生に「この会社は管理がずさんだ」「自分を大切に扱ってくれていない」という不信感を与えます。

自社ですべてを抱え込もうとすると、繁忙期に応対品質が低下し、競合他社にスピード負けしてしまいます。この「自社で抱え込むリスク」を認識し、プロの品質を担保しながら工数を削減する視点が不可欠です。

4. 効率化の3ステップ:どの業務から手放すべきか?

無理のない効率化を進めるための、おすすめのステップを提示します。

Step 1:工数と専門性の棚卸し

まずは、現在の採用チームが「何に何時間使っているか」を可視化します。特に、DR(ダイレクトリクルーティング)のスカウト文面作成や配信作業が圧迫している場合は、真っ先に切り出しを検討すべきです。

Step 2:コスト・品質・スピードの比較検討

自社で完結させる場合と、アウトソーシング(RPO)を活用する場合の比較表を参考に、投資対効果を見極めます。

比較軸

自社完結(インハウス)

アウトソーシング(RPO)

コスト

人件費+採用ツール代。繁忙期の残業代増

固定費/変動費として明確化。教育コスト不要

品質

担当者のスキルに依存。多忙時に低下リスク

プロのノウハウで安定。ミスが極小化される

スピード

社内調整が必要。リソースの限界がある

即時対応が可能。大量のスカウト配信も迅速

Step 3:パートナーへの部分委託から開始

いきなり全てを丸投げするのではなく、まずは「日程調整とスカウト配信のみ」といったスモールスタートから始め、コア業務に割ける時間が増える効果を実感するのが成功の秘訣です。

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5. まとめ:コア業務に集中し、採用成功率を最大化するために

これからの新卒採用は、「いかに事務作業を減らし、学生一人ひとりと向き合う時間を増やすか」の勝負です。

業務仕分けを行い、ノンコア業務をプロに任せることは、単なるコスト削減ではなく、「採用の質」を高めるための戦略的投資です。

「自社のリソースだけで戦うのか」「外部の専門性を活用して勝つのか」。その選択が、数年後の貴社の組織力に大きな差を生むことになります。

本記事で解説した「業務の効率化」は、採用成功に向けたステップの一つに過ぎません。ターゲット設定や母集団形成といった、採用戦略の全プロセスを最適化したい方は、「新卒採用を成功に導く完全ガイド:戦略立案から内定承諾まで」もあわせてご一読ください。自社の採用力を底上げするためのヒントを網羅しています。

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採用コンサルタント|坂口 智哉
採用コンサルタント|坂口 智哉
2019年入社。営業企画部として、大手グループからベンチャー企業まで、規模を問わず累計42社以上のプロジェクトに参画。採用フローの設計や志望度醸成の仕組み化を完遂し、業種を問わず再現性の高い採用スキームを提供してきました。 特に「採用スキームの構築」と「採用スタートアップ支援」を専門としています。ゼロベースからのフロー設計や、独自のノウハウを用いた「志望度醸成の仕組みづくり」に定評があり、数多くの企業の採用基盤を確立しています。 【コンサルティングの指針】 過去の成功体験に固執する「今まで通りの採用」ではなく、変化の激しい「これからの採用市場」を見据えた戦略立案を重視しています。単なる手法(カタチ)の提供にとどまらず、採用成功の定義から逆算した本質的な解決策を提案し、企業の採用力強化に日々伴走しています。 自社の採用フローをゼロから見直したい、または内定承諾率に課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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