
「評価シート」を変えても面接が変わらない本当の理由。面接官のアサインで意識したいポイント
「AI時代に合わせて評価シートを新しくしたのに、現場の面接官の目線が合わず、結局これまでと同じような面接になっている」
新しい評価基準や面接手法を一生懸命に社内へ導入された採用ご担当者様から、このようなもどかしいお悩みをよくお伺いします。現場への浸透という壁は、採用ご担当者様にとって非常にエネルギーを使う難しい課題ですよね。
【この記事は3分で読めます!まずは要約です】
導入: 評価シート(ツール)を新しくしても、現場の面接が変わらないことには明確な理由があります。
本論: 最大の原因は、面接官ご自身の「傾聴力」や「学生に寄り添う目線」がアップデートされていない点にあります。場合によっては「面接官のアサイン(人選)」を見直すことも大切です。
結論: 学生からのアンケートなどを活用し、自社の面接の「現在地」を客観的に把握することが確実な一歩となります。口コミサイト対策としても非常に重要です。
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なぜ「新しい評価シート」を導入しても、実際の面接内容が変わらないのでしょうか?
【答え】現場の面接官の「評価への目線」と、学生のリアルな行動プロセスを引き出す「傾聴力」がアップデートされていないからです。
評価シートはあくまで「道具」です。AI時代に合わせて「結果よりもプロセスを評価しよう」と項目を変えても、それを使う面接官ご自身が「どうやってプロセスを優しく聞き出せばいいのか(傾聴力)」を身につけていなければ、結局は今まで通りの「事実確認」の面接に戻ってしまいます。
【とはいえ…】
採用ご担当者様が「もっと学生に寄り添って話を聞いてください」と研修等でお伝えしても、現場の通常業務で忙しい社員の方々に、面接という特殊な場でのコミュニケーションスキルを急に身につけていただくのは、本当に難しいことですよね。
面接の質を上げるために、企業が向き合うべき「面接官選定の基本」とは?
【答え】「面接に向いている方」と「そうでない方」の適性を見極め、時には面接官のアサイン(人選)を思い切って見直すことです。
少し心苦しいお話になってしまいますが、営業成績がトップの社員や、社歴の長い面接官が、必ずしも「傾聴力のある良い面接官」になるとは限りません。業務の能力と、面接で学生の本音を引き出す能力は別物だからです。
面接官に向いている方:
学生の言葉に優しく耳を傾け、相手の立場に立って考えられる(共感力が高い)方。面接官に慎重なアサインが必要な方:
ご自身の成功体験を押し付けてしまったり、学生の言葉を遮って一方的に話を進めてしまったりする傾向がある方。
【とはいえ…】
「〇〇さんは面接官には向いていないので外れてください」と社内の社員に伝えるのは、人間関係や部署間の連携を考えると非常に言い出しづらいですよね。採用ご担当者様ご自身の口から直接お伝えするのは、精神的なご負担があまりにも大きすぎるかと思います。
自社の面接を正しくアップデートするためには、何から始めるべきでしょうか?
【答え】「学生からの面接アンケート(評価レポート)」などを活用し、まずは自社の面接の『現在地』を客観的に知ることから始めるべきです。
面接官の目線合わせや選定を見直す際、人事の「主観」だけで進めると社内の反発を招きやすくなります。「学生から見て、自社の面接はどう映っていたか」という客観的なデータ(事実)を集めることが、改善への一番の近道です。
また、こうした面接時の対応は「ワンキャリア」などの口コミサイトへの書き込みにも直接影響します。すでに書かれている場合も、今後の予防としても、学生からの見え方を把握することは自社の採用ブランドを守る上で欠かせません。
面接のブラックボックス化を防ぎ、組織全体で面接力を底上げしていくためには、客観的な視点を持つ外部パートナーの力を借りるのも有効な手段です。私たち株式会社採用総研では、現場の状況に優しく寄り添いながら、貴社の面接を次のステージへ進めるための伴走サポートを行っております。
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