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新卒採用事例│「5年連続、土建系目標達成」準大手ゼネコンが選んだ、媒体の枠を超えた一元管理術

土建系学生の「超・売り手市場」が続く建設業界において、一過性の成功ではなく5年以上連続で採用目標を完全達成し続けている準大手ゼネコンの事例をご紹介します。 複数媒体の併用による管理の複雑化を「一元管理」で解消し、学内セミナーで出会った「金の卵」を逃さない徹底した電話フォロー体制を構築。 リソース不足を解消し、確かな「採用の再現性」を手に入れた、戦略的アウトソーシングの全貌に迫ります。

目次[非表示]

  1. 1.建設業界の宿命。土建系学生の「超・売り手市場」で生き残るための条件
  2. 2.課題:媒体が増えるほど煩雑になる管理。学内セミナーの「熱量」を逃す体制の限界
  3. 3.解決策:一元管理による「スピード」と、電話による「誠実さ」の両立
    1. 3.1.1. 複数媒体のデータを「メイン媒体」へ集約・一元管理
    2. 3.2.2. 「金の卵」を逃さない、学内セミナー後の即時フォロー
  4. 4.成果:30.4%の動員率と、5年以上連続の目標達成という「金字塔」
  5. 5.結び:建設DXの第一歩は、採用実務の効率化から始まる
  6. 6.~その他事例コラム~

建設業界の宿命。土建系学生の「超・売り手市場」で生き残るための条件

建設業界、特に土木・建築専攻(土建系)の学生採用は、今や国内で最も過酷な激戦区の一つと言っても過言ではありません。一人の学生に対して数十社の内定が出ることも珍しくないこの市場では、企業側の知名度や技術力以上に、「学生との接点をいかにスピーディーに、かつ確実に形にするか」という実行力が問われます。

今回ご紹介する準大手ゼネコン様(従業員数約800名)も、土建系学生の採用目標30名という高い壁を前に、危機感を募らせていました。 どれほど優れた現場を持ち、社会貢献度の高い事業を展開していても、学生との最初の接点で「後手に回る」ことは、即座に採用競争からの脱落を意味するからです。

課題:媒体が増えるほど煩雑になる管理。学内セミナーの「熱量」を逃す体制の限界

同社が直面していたのは、母集団形成を強化するために導入した「複数媒体の併用」による皮肉な副作用でした。

  • 「ログイン地獄」とデータの散逸: リクナビやマイナビなど、複数のナビサイトを使い分けることで、応募者のステータス管理が複雑化。誰にどこまで連絡したのかを把握するだけで、人事担当者のリソースは枯渇していました。
  • 学内セミナー後の「空白の時間」: 大学でのセミナーは土建系学生と出会える貴重な機会ですが、事後のデータ入力やサンクスメールの送付が遅れ、学生の熱量が冷めてしまうという痛恨の機会損失が発生していました。
  • 属人的なノウハウ: 採用実務が特定の担当者に依存しており、市場の変化に対応した「勝ちパターン」を組織として蓄積できていないという不安もありました。

「このままでは、出会えたはずの優秀な学生を、自らの事務作業の遅れで逃し続けてしまう」。その焦燥感が、外部パートナーへの依頼という決断へと繋がりました。

解決策:一元管理による「スピード」と、電話による「誠実さ」の両立

株式会社採用総研が提案したのは、煩雑な事務をデジタルで整理し、学生へのアプローチをアナログ(電話)で徹底するという、ハイブリッドな解決策でした。

1. 複数媒体のデータを「メイン媒体」へ集約・一元管理

リクナビやマイナビなど、入り口は複数あっても、管理の出口を一つに絞る仕組みを構築しました。

  • 一元管理の徹底: 全ての応募者データを、使い慣れたメインの管理システムへ集約。
  • 実務の全請負: ナビサイトの操作やデータ移行といった実務を株式会社採用総研が全代行することで、人事担当者は「学生との面談」というコア業務に100%集中できる環境を整えました。

2. 「金の卵」を逃さない、学内セミナー後の即時フォロー

セミナーで接触した学生に対し、その日のうちに次のアクションを促す体制を構築しました。

  • 24時間以内のデータ化: セミナーで得た情報を即座にシステムへ反映。
  • 電話による予約確認の徹底: メールだけでなく、電話による直接の予約確認を実施。多忙な理系学生に対し、「あなたの参加を待っています」という温度感を伝えることで、接触率を最大化させました。

成果:30.4%の動員率と、5年以上連続の目標達成という「金字塔」

この体制構築により、同社の採用活動は劇的な、そして「継続的」な進化を遂げました。

  • 理系説明会の動員率:30.4%を記録
  • 採用目標の達成:5年以上連続で土建系ターゲットを完全達成

特筆すべきは、単発の成功で終わらなかった点です。株式会社採用総研がナビ管理とフォロー実務を安定的に支え続けることで、採用の精度が年々向上。「5年以上連続」という数字は、単なる偶然ではなく、仕組みがもたらした「再現性」の証明に他なりません。

「学内セミナーから、いつ、どのタイミングで、どのように電話をかければ学生は動いてくれるのか」。このノウハウが蓄積されたことで、同社の採用は「運」に頼るものから、「計算できる」ものへと変貌しました。

結び:建設DXの第一歩は、採用実務の効率化から始まる

建設業界において、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)は進んでいますが、採用現場のDXはまだ道半ばという企業も少なくありません。

しかし、本事例が示す通り、事務作業という重荷をプロに預け、人事が「学生の心に火を灯す」という本来の役割に立ち返ることこそが、最強の採用戦略となります。 知名度やリソースに限界を感じているのであれば、まずは「管理のあり方」から見直してみませんか。

株式会社採用総研は、貴社の「5年、10年と続く成功」を支えるパートナーとして、泥臭く、かつ緻密な支援を続けてまいります。

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採用・育成コンサルタント|坂口 智哉
採用・育成コンサルタント|坂口 智哉
2019年入社。営業企画部として、大手グループからベンチャー企業まで、規模を問わず累計42社以上のプロジェクトに参画。採用フローの設計や志望度醸成の仕組み化を完遂し、業種を問わず再現性の高い採用スキームを提供してきました。 特に「採用スキームの構築」と「採用スタートアップ支援」を専門としています。ゼロベースからのフロー設計や、独自のノウハウを用いた「志望度醸成の仕組みづくり」に定評があり、数多くの企業の採用基盤を確立しています。 【コンサルティングの指針】 過去の成功体験に固執する「今まで通りの採用」ではなく、変化の激しい「これからの採用市場」を見据えた戦略立案を重視しています。単なる手法(カタチ)の提供にとどまらず、採用成功の定義から逆算した本質的な解決策を提案し、企業の採用力強化に日々伴走しています。 自社の採用フローをゼロから見直したい、または内定承諾率に課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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