
ドタキャン激減!オープン・カンパニー、仕事体験を成功させる、学生に「選ばれる」開催曜日・時間帯の作り方
売り手市場の昨今、せっかくオープン・カンパニーや1日仕事体験を企画しても、なかなか学生が集まってくれず、予約があってもキャンセルが相次ぎ、動員に困っている採用担当者は多いかと思います。
少しでも参加率を高めるため、ベストな開催曜日はいつなのでしょうか?
このコラムでは、学生がさんかしやすい開催曜日についてご紹介します。
オープン・カンパニーや1日仕事体験は「平日夕方~夜」と「土曜・日中」を軸にすることで、最も多くの学生が参加しやすくなると考えられます。特に、文系中心の場合は平日(水曜・月曜)、理系中心の場合は土曜を主軸に設計すると、参加率の向上が期待できます。
1.学生が参加しやすい曜日の傾向
文系学生は、授業のコマが比較的分散しているため、平日、とくに水曜・月曜の参加しやすさが高いという調査結果があります。
理系学生は、平日に実験や演習が詰まりやすい傾向があり、週末、とくに土曜に時間を取りやすいことが指摘されています。
2.形式別に見た「狙い目の曜日」
対面のオープン・カンパニー、仕事体験は、学期中であれば土日の日中が参加ニーズ・参加率ともに高く、平日日中は参加しづらいというデータがあります。
オンライン形式であれば、平日でも授業後の夕方以降に設定することで、平日授業とアルバイトの両方を抱える学生でも参加しやすくなるとされています。
3.文理別「おすすめ曜日」一覧
学生層ごとの“ねらい目の曜日”は次のように整理できます。
ターゲット層 | メインでおすすめの曜日・時間帯 | 補助的に検討したい設定 |
文系中心・対面 | 水曜・月曜の夕方/長期休暇中の平日昼 | 土日の日中 |
文系中心・オンライン | 平日18時前後開始 | 土曜夕方 |
理系中心・対面 | 土曜の日中 | 日曜の日中、長期休暇中の平日 |
理系中心・オンライン | 平日夜(19時前後) | 土曜夕方 |
4.企画時のポイント
「この曜日なら来てくれるはず」と決め打ちせず、平日夕方と土曜の2軸で複数日程をご用意いただくと、授業やアルバイトが重なりにくくなります。
3~4週間先まで予約枠を公開し、テスト期間(7月中旬~下旬や1月中旬~2月初旬など)は避けることで、学生が計画を立てやすく、ドタキャンも減りやすいとされています。
5.結局、いつ開くのが良いですか?
「文理混在・全国から集めたい」オープン・カンパニーや仕事体験であれば、土曜の日中+平日(水曜または月曜)の夕方の組み合わせが、もっともバランスの良い設計になりやすいです。
自社のターゲット(文理比率・地方/都市・オンライン比率)を意識しつつ、「平日夕方」と「土曜」をセットで押さえることが、学生にとって“参加しやすい会社”という印象につながります。
【参考コラム】
【オープン・カンパニー、仕事体験などのご相談は採用総研まで】








