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2026卒新入社員の「ポジ・ネガ本音」独自データ|夏場に芽生える悩みを成長に変えるフォロー方法とは?

「4月に入社した新人が、配属から数ヶ月経ってどのような気持ちで働いているのか本音を知りたい」

「『仕事に慣れてきた』と笑顔を見せる一方で、裏で残業や人間関係に悩んでいないか心配だ」

「夏場のフォロー研修を実施したいが、新人の本音をどう吸い上げ、どう意欲を高めればいいだろうか」

このようなお悩みを抱えていませんか?

入社から3〜4ヶ月が経過する「夏場(7〜9月)」は、新入社員にとって「最初の大きな分岐点」です。

業務の基本を覚えて「感謝された」「一人でできた」という成長実感ややりがいが芽生える一方で、知識不足への焦り、人間関係の距離感、残業・給料といった環境面の不満が同時に噴き出す時期でもあります。

新人の早期離職を防ぎ、1年目後半に向けて飛躍させるためには、彼らが抱える「ポジティブな成長の芽」と「ネガティブな不満・焦り」の両面を正しく捉えたフォローが不可欠です。

本記事では、株式会社採用総研が2026年9月に実施した最新の調査データおよび受講生アンケートをもとに、夏場に新人が抱くリアルな本音と、それを活かした効果的なフォロー研修の設計法を解説します。

【概要(要約)】本記事のポイント3選

採用総研の最新データ(2026年9月発表)によると、夏場(入社3〜4ヶ月目)の新入社員は「成長実感(光)」と「不満・焦り(影)」が強く同居した心理状態にあります。

・新人は「厳しくとも成長できる丁寧な指導」を求めている:

上司や会社に期待すること第1位は「丁寧に指導すること(56.1%)」であり、70.5%が「厳しく指導され数年後に成長を実感できる職場」を選択しています。丁寧な指導とは単なる作業説明ではなく、「適正な評価・フィードバック」と「方向性の示唆」を含みます。

・【2つの本音】「小まめな承認」が原動力となり、承認不足は「環境への不満」へ化ける:

一人で業務ができた達成感や感謝の言葉が成長の源泉となる一方、適切な評価がないと不安になり、残業・通勤疲労・生活費・配属ギャップといった不満へ結びついて離職の引き金になります。

・自社対応(内製)の限界は「評価者の壁」にある:

人事や社内上司には評価を気にして建前しか見せられないため、第三者のプロが介在するフォロー研修で「本音の吐き出し」と「目標の再設定」を行うことが最も効果的です。

目次[非表示]

  1. 1.【意識調査データ】新入社員が上司・会社に求める「丁寧な指導」の本当の意味とは?
  2. 2.【事例データで見る】夏場(配属3〜4ヶ月目)の新入社員が抱く「2つの本音」
    1. 2.1.ポジティブな本音:小まめな「承認・評価」と「感謝の言葉」が成長を加速させる
    2. 2.2.ネガティブな本音:スキルの壁・人間関係・環境面へのリアルな不満
  3. 3.成長を加速させ不満を解消する!社内フォローの3ステップ 
  4. 4.自社対応(完全内製化)における注意点と壁
  5. 5.新入社員の夏場のフォローに関するよくある質問(FAQ)
  6. 6.まとめ:本音を可視化し、新入社員の定着と成長を加速させよう

【意識調査データ】新入社員が上司・会社に求める「丁寧な指導」の本当の意味とは?

2026年9月に当社で実施した新入社員意識調査において、「上司や会社に期待すること」を尋ねたところ、「丁寧に指導すること(56.1%)」が圧倒的トップとなりました。次いで「好き嫌いで判断しないこと(42.1%)」「仕事や成果をきちんと褒めること(39.2%)」が上位を占めています。

<上司や会社に期待すること(2026年9月調査/複数選択) >

1位:丁寧に指導すること(56.1%) 

2位:好き嫌いで判断しないこと(42.1%) 

3位:仕事や成果をきちんと褒めること(39.2%) 

4位:意見を傾聴してもらうこと(34.8%) 

5位:言うべきことを言い、厳しく指導すること(31.0%)

ここで多くの現場上司や人事が解釈を誤りがちなのが、「丁寧に指導する=手取り足取り優しく作業手順を教え続けること」と受け取ってしまう点です。

しかし、同調査における「指導環境に関する意識(P.22)」を見ると、70.5%の新入社員(「Aに近い」「どちらかというとAに近い」の合計)が「厳しく指導され、ついていくのに必死な環境だが、数年後に成長を実感できるような職場」を選択しています。また、「働く上で大切にしたいこと」としても「仕事に必要なスキルや知識を身につけること(74.0%)」が最多となっています。

つまり、現代の新入社員は決して「甘やかされたい」わけではありません。

早くスキルや知識を身に着けられるよう、丁寧かつ時には厳しく指導してほしいと考えています。

つまり、彼らが真に求めている「丁寧な指導」のなかには、以下の3つのプロセスをセットで行うことが含まれています。

新人が求める「丁寧な指導」の3要素:

  1. 【やり方の伝授】業務の手順や注意点を分かりやすく教える

  2. 【適切な評価・フィードバック】実行した内容・成果に対し「どこが良くて、どこが課題か」を公正に評価する

  3. 【方向性の示唆】「次はここを目指そう」と、今後進むべきステップやキャリアの方向性を示す

新人は「自分が着実に成長できているのか」を、客観的な評価と厳しい指導のなかで確かめたいと強く望んでいるのです。


【事例データで見る】夏場(配属3〜4ヶ月目)の新入社員が抱く「2つの本音」

次に、採用総研が夏のフォローアップ研修(配属3〜4ヶ月目)のアンケート回答から回収した、新入社員の「ポジティブな成長実感」と「ネガティブな不満・焦り」の実データをご紹介します。

ポジティブな本音:小まめな「承認・評価」と「感謝の言葉」が成長を加速させる

配属当初は指示待ちだった新人も、夏場には「自分でできた喜び」を実感し始めています。

領域

新入社員のリアルな生の声(事例抜粋)

心理状態の解説

業務遂行・成長実感

・最初はマニュアルを見ながらしかできなかった受注入力や見積作成が、1人でスムーズにできるようになった

・電話対応で焦らず、一旦自分で考えてから先輩に報連相ができるようになった

・専門ツールや基幹システムをスムーズに動かせるようになった

小さな成功体験の積み重ねにより、「自分も役に立っている」という自己効力感が高まっています。

やりがい・他者貢献

・お客様から「親切で丁寧だった、ありがとう」と言われたときが一番嬉しい

・先輩から「手際が良いね、助かったよ」と褒められたときに達成感を感じる

・自分の意見や提案が採用されたときに貢献を実感する

周囲(顧客・社内)からの適切な承認が、毎日のモチベーションの最大の源泉になっています。

目標・向上心

・早く一人前になって「〇〇さんに任せれば安心」と言われる頼られる存在になりたい

・今のOJTの先輩のようにかっこよく仕事ができるようになり、将来は後輩に優しく教えたい

・資格取得や商談スキルの向上に意欲的に取り組みたい

身近な先輩をモデル(ロールモデル)とし、将来に向けた前向きな成長意欲が芽生えています。


ここで人事・現場が注視すべきは、「社内からの適度な承認・評価の有無」です。

現場のOJTトレーナーや先輩社員が「これできるようになったね」「作業のスピードが早くなったね」と意識的に小さな変化を認めてあげられている部署では、新人は自信を持って次のステップへ進みます。

反対に、成果を出しても当たり前としてスルーされ、周囲からの適度な評価やフィードバックがない職場では、新人は「自分は本当に成長できているのだろうか」「この会社で役に立っているのか」という強い不安に陥り、一気にモチベーションを失ってしまうケースが多発しています。

ネガティブな本音:スキルの壁・人間関係・環境面へのリアルな不満

一方で、業務の現実や生活面での厳しさに直面し、不満や焦りを溜め込んでいる側面もあります。

夏場に噴出するネガティブな生の声・不満の傾向:

悩みの分類

噴出するリアルな生の声・不満の傾向

放置した場合のリスク

業務・スキルの壁

・覚えることが多すぎる。製品知識が浅く問い合わせに自信を持って答えられない

・同じ不注意ミスを繰り返してしまう。作業スピードが遅く周りについていけているか焦る

・電話対応での即答や取り次ぎ、適切なタイミングでの報連相・質問がうまくできない

自己嫌悪と焦りがピークに達し、「自分にはこの仕事が向いていない」と自己完結的な諦めに繋がる。

人間関係の壁

・質問したいが先輩が忙しそうで話しかけづらい。厳しく指導されると心理的負担が大きい

・同期と成長スピードを比べて落ち込む。部署に同年代がおらず孤独感・寂しさがある

・上司やOJTトレーナーとの距離感・指導方針のギャップに戸惑う

職場での心理的安全性が失われ、相談相手がいないまま孤立してしまう。

労働環境・生活面の不満


(★離職の最大の引き金)

・残業が多くて定時で帰りづらい。疲れて帰宅後にプライベートを楽しむ余力がない

・日報や研修報告書の作成が面倒で負担になっている

・一人暮らしの生活費で給与の半分が消える。休日出勤があるのに手当や評価基準が曖昧

・希望していた部署と異なる配属になった。往復5時間の通勤やオフィスの設備に不満

会社への不信感・不満が増幅し、「この会社にいても意味がない」と突然の早期離職届に発展する。


なぜ「ネガティブな不満」を放置すると、せっかくの「成長の芽」が摘まれるのか?

新入社員の心理内では、「頑張りたい気持ち(ポジティブ)」と「しんどい・辛い気持ち(ネガティブ)」が日々葛藤しています。

どれだけ「やりがい」を感じていても、以下のようなサイクルに陥ると、不満が成長意欲を上回り、突然の早期離職へと繋がってしまいます。

夏場の放置が招く離職の悪循環:

・ステップ1. 現場でミスや分からないことが発生する

 ↓

・ステップ2. 先輩が忙しそうで質問できず、独りで抱え込む(小まめな承認やフィードバックもない)

 ↓

・ステップ3. 残業代や給料の低さ、通勤疲労といった「環境への不満」と結びつき、会社への不信感が増幅

 ↓

・ステップ4. 「この会社にいても給料は上がらない」「自分には向いていない」と自己完結し、突然退職届を提出する


成長を加速させ不満を解消する!社内フォローの3ステップ 

新人が抱える不満をケアし、前向きな意欲へと転換させるために、企業は以下の3つのステップでフォローを行う必要があります。

ステップ

実施内容

ポイント

Step 1:感情の吐き出し(リセット)

業務の不満や悩みを一度すべて紙に書き出させ、客観視させる

否定せずに「そう感じているんだね」と受け止める

Step 2:成長の可視化と具体承認

4月時点と現在の「できていること」を比較し、言葉で褒める

「電話に出られた」「ミスに気づけた」などプロセスの承認

Step 3:質問・報連相の仕組み化

1日15分の「質問タイム」を固定でスケジュール化する

「忙しそうで話しかけづらい」という心理的ハードルを下げる

自社対応(完全内製化)における注意点と壁

上記のようなフォローを「社内(人事や現場の上司)」だけで完結させようとすると、必ず限界にぶつかります。

1.人事や上司は「評価者」であるため、新人は本音(不満)を言えない

新入社員にとって、社内の人間は評価や給料を握る「評価者」です。「残業が多くて辛い」「手当を増やしてほしい」「先輩に話しかけにくい」といった真の離職要因となる本音は、評価を気にしてなかなか人事や上司には言えません。

2.不満に対する「適切なアドバイス(意味付け)」の難しさ

現場の社員が不満を聞くと、「うちの会社は昔からこうだ」「嫌なら辞めれば」と突き放すか、一緒に会社の愚痴を言ってしまい逆効果になるケースが多発します。不満を「どう乗り越えるか」という前向きな意味付けをするには、専門的なファシリテーション技術が必要です。


新入社員の夏場のフォローに関するよくある質問(FAQ)

Q. 新入社員から「給料が低い」「残業が多い」という不満が出た場合、どう対応すべきですか?

A. 単に慰めるのではなく、社会人としての「給料の仕組み・概念」から伝えることが効果的です。

給料とは「会社が創出した利益の中から分配されているもの」であり、本来は「働いた上で、それに見合った成果を出した対価」として支給されます。

「まず自分たちが成果を出し、会社の利益に貢献することで、初めて給与や手当として還元される」という社会人の厳しい現実と仕組みを客観的に伝えることで、甘えを捨てて前向きな目標設定(成果を出すための行動)へ意識をシフトさせることができます。

Q. 夏のフォロー研修を外部委託する最大のメリットは何ですか?

A. 「利害関係のない第三者」だからこそ、新人が本音を吐き出せる点です。

外部のプロ講師が介入することで、新人は安心して不満や悩みを開示できます。また集合型研修のため、自身の成長や悩みをグループで話し合うことで、「みんな頑張ってる、大変なのは自分だけじゃない」「どの会社でも同じような悩みがあるんだ」と、ネガティブな感情を前向きに捉え、現場へ戻ることができます。手遅れになる前の離職防止に効果的です。


まとめ:本音を可視化し、新入社員の定着と成長を加速させよう

夏場(配属3〜4ヶ月目)の新入社員は、成長の喜びを感じる一方で、人間関係や労働環境へのリアルな不満と格闘しています。

表面上の「頑張ります」という建前を鵜呑みにせず、彼らが求める「丁寧な指導(実行・評価・方向性示唆)」を仕組みとして整え、不満を前向きな成長エネルギーへと転換させることが、早期離職を防ぐ最大の鍵となります。

「自社の新人が抱えているリアルな本音や不満のデータをもっと詳しく確認したい」

 「社内の人間には言えない本音を引き出し、モチベーションを高める外部研修を検討したい」 

「4月の集合研修は自社で行ったが、秋・冬のフォローアップ研修からスポットでプロに依頼したい」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ株式会社採用総研にご相談ください。

採用総研では、4月からの年間パッケージ契約だけでなく、「秋・冬のフォローアップ研修からのスポット参加・途中導入」にも対応しております。利害関係のない第三者のプロ講師が介在することで、社内では決して出てこない新人の本音(不満・悩み)を吸い上げ、前向きな成長意欲へと再設定いたします。 

採用総研では、今回ご紹介したような新入社員のポジティブ・ネガティブな生の本音回答を詳細にまとめた『2026年夏・新入社員の「素直な気持ち」分析レポート(ホワイトペーパー)』をご用意しています。

まずは貴社の新入社員育成に関するご相談や、お役立ち資料のダウンロードから、お気軽にお問い合わせください。

【2026年度新入社員意識調査【夏】ダウンロード】


【外部研修だからこそ聞ける新入社員の本音調査(2026年夏)ダウンロード】

【採用総研の新入社員研修はこちら】


営業企画部 山口
営業企画部 山口
1996年生まれ。大阪本社勤務。 大学卒業後、新卒で採用総研に入社。「人事担当者の右腕になる」をモットーに、担当者の負担・工数を軽減する伴走型のフォローを実施。採用成功のための手法提案はもちろん、選考やイベントなどのコンテンツ提案も得意とする。
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