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内定者研修で不安解消!即戦力化を叶えるフォロー施策と内製・外部の選び方

要約:
「内定者の不安を解消し、入社後に即戦力化させる効果的な研修・フォロー方法」に対する回答

  • 内定者が抱く「人間関係」「スキル不足」の不安を解消するには、内定期間からの計画的なフォローと研修設計が不可欠です。

  • 自社リソースに応じた「内製化と外部委託の最適な切り分け」を行うことで、人事担当者の負担を抑えつつ高い教育効果を実現できます。
  • 早期離職を防ぎ、社会人としてのマインドセットと実践スキルを内定期に醸成することで、4月からのスムーズな即戦力化が可能になります。

「せっかく内定を出したのに辞退されないか心配」「入社前のフォローを行いたいが、どのような研修を企画すればいいか分からない」「現場や人事に教育のリソースがない」とお困りではありませんか?

近年の新卒採用市場は完全な売り手市場が続いており、内定を出した後も「入社まで辞退されないか」「入社後にすぐ辞退・離職してしまわないか」と悩む中小企業の人事・採用担当者様が増えています。

本記事では、内定者と企業双方が抱える生の不安を紐解きながら、不安を解消して即戦力化へ繋げる内定者フォロー・研修のポイントをプロの視点で徹底解説します。

なぜ3割が3年で辞めるのか?内定者の不安と企業の悩みから紐解くフォローの極意

内定者フォローや内定者研修を成功させるためには、まず「内定期における学生の心理」と「企業側の課題」を正確に把握する必要があります。

厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況調査」によると、新規大学卒就職者の3年以内離職率は33.8%となっており、依然として3人に1人が早期離職している現状があります。さらに事業所規模別で見ると、従業員5〜29人の企業では大卒3年以内離職率が52.0%に達しており、中小企業ほど入社直後からの定着支援が急務となっています。

また、マイナビの意識調査等によると、内定を得た学生が内定期間中に抱く不安の上位には、以下のような生の声が挙がっています。

・人間関係・社風への不安
「職場の先輩や上司と上手くやっていけるか」「どんな雰囲気の人が働いているのか見えない」

・自分のスキル・能力への不安
「ビジネスマナーや知識が全くない状態でついていけるか」「入社までに何を勉強しておけばいいか分からない」

・入社準備への不安
「社会人としてやっていく覚悟(マインド)がまだ持てていない」

一方で、迎える企業側(人事・採用担当者)も以下のような切実な悩みを抱えています。

「過度な課題で負荷をかけたくないが、放置すると内定辞退や不安増大に繋がる」

「人事も現場も業務が多忙で、内定者研修をイチから企画・実施する時間がない」

「懇親会やイベントを企画しても、単なるお楽しみ会で終わり、社会人意識が醸成されない」

内定者の不安を解消し、企業の不安も解決するためには、「安心感を与えるフォロー」と「社会人としての土台を作る研修」をバランスよく提供することが重要なのです。

参照資料:厚生労働省発表「新規学卒就職者の離職状況調査」

内定者研修の「自社実施」と「プロ委託」はどこで分ける?失敗しない役割分担の基準

内定者研修を企画する際、多くの中小企業様が頭を悩ませるのが「すべて自社でやるべきか、外部の専門機関に頼るべきか」という点です。結論から申し上げますと、双方の強みを活かした「ハイブリッド型の使い分け」が最も効果的です。

企業の独自ルールや社風、社員との交流を目的とするプログラムは「内製化」し、マナーやマインドセットなど専門的な教育ノウハウが必要なプログラムは「外部委託」を活用するのが成功の鍵となります。

項目 / プログラム

内製化(自社実施)

外部委託(プロ活用)

理由・ポイント(向き不向き)

自社理解・懇親プログラム
(社員座談会、内定者同士の交流)

自社の雰囲気や社風、働く社員のリアルを伝えるには自社社員との直接対話が最適です。

業務知識・自社独自ツール講習

(自社商品の勉強会、業務フロー)

自社固有のノウハウや業務ルールは外部化できないため、社内講師が担当すべき領域です。

ビジネスマナー・社会人意識醸成
(マナー、敬語、意識改革)

身内からの指導は甘えが出やすく、専門講師から客観的かつ体系的に学ぶ方が効果的です。

主体性・コミュニケーション研修
(グループワーク、思考力向上)

企画やファシリテーションに専門スキルを要するため、外部プロに任せることで人事の負担を激減できます。

自社で無理に全ての研修コンテンツを作成しようとすると、人事担当者の業務を圧迫するだけでなく、内容が自己流になり効果が薄れてしまうリスクがあります。目的や内容に応じて賢く使い分けることが求められます。

内定者を即戦力化し不安を解消する「3つの実践ステップ」

・定期的なコミュニケーションで「放置感」をなくし安心感を与える

内定から入社までの期間が空くと、学生は「本当にこの会社でよかったのか」「忘れられているのではないか」という不安(内定者ブルー)を強めます。これを防ぐためには、月1〜2回程度の定期的な接点を持つことが重要です。
単なる連絡事項の通知だけでなく、内定者の近況を気遣う面談や、先輩社員のインタビュー記事の共有、グループワークなどを通じて、「企業側が自分たちを歓迎し、成長をサポートしている」という姿勢を見せ続けましょう。

「学生気分」から「社会人マインド」への切り替えを促す

入社後に「リアリティショック(理想と現実のギャップ)」を受けて早期離職してしまう原因の多くは、社会人としての意識転換が不十分なまま4月を迎えてしまうことにあります。

内定者期間のうちに、働くことの意味やプロとしての意識、主体的に行動する姿勢(主体性)を学ばせる機会を作ることが大切です。指示を待つのではなく「自ら考え行動する土台」を築くことが、入社後の早期即戦力化に繋がります。

入社直後にスタートダッシュが切れる「基礎スキルの付与」

多くの内定者が「自分に社会人が務まるか」という漠然とした不安を抱えています。この不安を解消する特効薬は、「これなら自分にもできる」という小さな自信を持たせることです。

基本的なビジネスマナー(挨拶、言葉遣い、報連相)、ビジネスメールの書き方、思考のフレームワークなどを内定期にインプットしておくことで、4月の新入社員研修での理解度が飛躍的に高まり、現場配属後もスムーズに業務へ適応できるようになります。

よくある質問(FAQ)

Q1:内定者研修を実施するのに最適な時期はいつ頃ですか?

 A1:内定式が行われる10月以降から入社直前の2〜3月にかけて実施するのが一般的です。特に秋口に「意識醸成(マインドセット)」を行い、年明けから直前期にかけて「実務基礎(マナーやコミュニケーション)」を学ぶ2段階ステップで実施すると、学習効果が高まります

Q2:内定者に学業や卒論があるため、研修の負担にならないか心配です。

 A2:学業を優先できるよう、半日程度で完結する集中型プログラムや、オンライン・対面を組み合わせた柔軟な日程調整がおすすめです。過度な宿題や課題を与えるのではなく、研修の場だけで学びが完結・定着する設計にすることがポイントです。

Q3:人事1名体制で内定者研修を企画するリソースがありません。

 A3:人事担当者様がすべてを抱え込む必要はありません。プログラム企画や当日のファシリテーション、内定者へのフィードバックまでを一貫してサポートする外部の専門サービスを活用することで、人事の運用負担を最小限に抑えながら高品質な研修を実現できます。

まとめ:内定期からのアプローチが新卒採用の成功を決める

内定者の不安を解消し、入社後に即戦力として活躍してもらうためには、内定期間中のフォローと計画的な研修設計が欠かせません。内定辞退を防ぎ、早期離職を防止するためにも、学生から社会人への「意識のグラデーション(グラデーション移動)」を支援してあげましょう。

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営業企画部 福本
営業企画部 福本
2023年度入社。 IT業界や通信業界、地方メーカー、食品業界など様々な業界のコンサルティングを実施中。 また、クライアント規模も大手から中小、多岐にわたり幅広い事例を元にレンジの広い提案を行う事を得意としている。 また「リアルを伝える」事を行動理念とし、現実的な採用成功にむけた提案を行い、 再現性の高いコンサルティングを行えるよう意識づけている。 採用だけでなく、研修を通した社員様のスキルアップにむけた提案なども数多く行い、 対面研修やWEB研修、研修動画の作成などの実績もあり。 採用から教育まで一貫した提案も強みとしている。
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