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Z世代の心に刺さる!採用SNSで「会社のリアルな雰囲気」を伝える発信のコツ

「今年も新卒採用の時期がやってきたけれど、立派なパンフレットを作ってもなかなか学生に響かない……」 そんな悩みをお持ちの採用担当者さんは多いのではないでしょうか。

今の学生、いわゆる「Z世代」と呼ばれる世代は、情報を集めるプロです。彼らは、プロのカメラマンが撮影したキラキラした写真や、きれいに整えられたホームページの言葉だけでは、「本当のところはどうなの?」と疑ってしまう傾向があります。

彼らが求めているのは、着飾った「宣伝」ではなく、そこで働く人たちの「素顔」です。今回は、難しい言葉を一切使わずに、明日からスマホ1台で始められる「会社のリアル」を伝える発信のコツをお話しします。

目次[非表示]

  1. 1.なぜ今の学生は、立派な採用サイトよりも「SNSの動画」を信じるのか?
  2. 2.ポイント1:完璧な写真は不要。会議の合間の笑い声や、デスクの上のリアルを「切り取る」技術
  3. 3.ポイント2:「社員の失敗談」や「仕事の苦労」を隠さないほうが、実は安心感につながる理由
  4. 4.ポイント3:忙しい業務の中で続けるコツ。スマホ1台で「ついで」に撮る習慣作り
  5. 5.まとめ:SNSは「見せる」ための道具ではなく、社内の空気を「覗いてもらう」ための窓

なぜ今の学生は、立派な採用サイトよりも「SNSの動画」を信じるのか?

今の学生たちが就職活動で最も恐れていること。それは「入社後のギャップ」です。 「説明会では優しそうだったけど、実際はピリピリしているんじゃないか?」「おしゃれなオフィスだけど、みんな暗い顔で仕事をしているんじゃないか?」

そんな不安を抱える彼らにとって、数秒の動画は、何万文字のパンフレットよりも多くの情報を伝えてくれます。

  • 社員同士がすれ違う時のちょっとした挨拶のトーン
  • 休憩時間に笑い合っている自然な表情
  • 上司と部下がフラットに話している空気感

これらは、加工された写真では伝わりません。SNSの動画を通じて「あ、この会社なら自分も馴染めそうだな」という安心感を得られたとき、学生の心は初めて動くのです。


ポイント1:完璧な写真は不要。会議の合間の笑い声や、デスクの上のリアルを「切り取る」技術

「SNSをやるなら、おしゃれな写真を撮らなきゃ!」と構える必要はありません。むしろ、少し「生活感」があるくらいの方が、学生には魅力的に映ります。

たとえば、こんなシーンを切り取ってみてください。

  • 会議が始まる前の、ちょっとした雑談シーン 議題そのものよりも、メンバーがどんな顔で座っているか、どんなふうに笑っているかの方が、社内の風通しの良さを雄弁に語ります。
  • 「いつものデスク」の風景 ピカピカに片付けられた机よりも、お気に入りのマグカップが置いてあったり、付箋が少し貼ってあったりするデスク。そこには「実際に誰かがそこで働いている体温」が宿ります。
  • ランチタイムの何気ない会話 「今日はこれが美味しかった」というだけの投稿でも、一緒に食べる仲間との距離感が伝われば、それは立派な採用コンテンツになります。

大切なのは「かっこよく見せること」ではなく、「もし自分がここで働いたら」という想像の隙間を作ってあげることです。

ポイント2:「社員の失敗談」や「仕事の苦労」を隠さないほうが、実は安心感につながる理由

良いところばかりを見せようとすると、学生はかえって「嘘くさい」と感じてしまいます。実は、少しの「マイナス面」を隠さずに出すことが、深い信頼を生みます。

  • 「今日はちょっと失敗して落ち込みました」という投稿 完璧な人ばかりの職場は、学生にとって息苦しく感じられます。「失敗しても、こうやって周りがフォローしてくれた」「次は頑張ろうと思えた」というストーリーがあれば、「この会社は失敗を許してくれるんだ」という希望に変わります。
  • 「忙しい時期のリアル」を伝える 「毎日定時で帰れます!」と根拠なく言うよりも、「今は繁忙期でみんな踏ん張りどきです。でも、終わった後の打ち上げを楽しみに頑張ってます!」と正直に伝えるほうが、誠実さが伝わります。

弱みや苦労を見せることは、恥ずかしいことではありません。むしろ、「課題をどう乗り越えているか」というチームの絆を見せる絶好のチャンスなのです。

ポイント3:忙しい業務の中で続けるコツ。スマホ1台で「ついで」に撮る習慣作り

「SNSが大事なのはわかったけど、そんな暇はない!」というのが本音ですよね。長続きさせるための秘訣は、SNSのために時間を作らないことです。

  • 「ついで」の精神で撮る 「今、いい雰囲気だな」と思ったら、スマホをサッと取り出して5秒だけ動画を撮る。それだけで十分です。編集に凝る必要はありません。撮ったそのままを載せるほうが、リアルさが伝わります。
  • 担当者一人で抱え込まない 「今日は若手の〇〇さんに1枚撮ってもらおう」と、社内のいろんな人を巻き込んでみてください。色々な視点が入ることで、会社の多角的な魅力が見えてきます。
  • 「100点」を目指さない 誤字脱字さえ気をつければ、多少アングルが悪くても、少し手ブレしていても大丈夫。SNSは「速報」のようなものです。丁寧な作品作りよりも、頻繁に「今日も元気にやってます」という生存確認を届けることのほうが価値があります。

まとめ:SNSは「見せる」ための道具ではなく、社内の空気を「覗いてもらう」ための窓

SNSでの発信は、何かを誇張して「見せる」ための舞台ではありません。外にいる学生さんに、社内の温かい空気を「覗いてもらう」ための窓のようなものです。

学生が知りたいのは、経営理念の立派な解説よりも、「隣の席の先輩は、どんなふうに自分を助けてくれるのか?」という日常の1コマです。

あなたの会社にしかない、飾らない「いつもの風景」を、ぜひ勇気を持って届けてみてください。その「リアル」こそが、どんな広告よりも強く、Z世代の心に深く刺さるはずです。

より詳しい新卒採用の雰囲気作りの秘策を知りたい方は、こちらのまとめ記事『採用のプロが教える「新卒採用の鍵は雰囲気にあり。Z世代を掴む3つの秘策」』も併せてご覧ください。

★あわせて読みたい:SNSで発信した魅力を、実際の言葉にするならこちら

採用コンサルタント|坂口 智哉
採用コンサルタント|坂口 智哉
2019年入社。営業企画部として、大手グループからベンチャー企業まで、規模を問わず累計42社以上のプロジェクトに参画。採用フローの設計や志望度醸成の仕組み化を完遂し、業種を問わず再現性の高い採用スキームを提供してきました。 特に「採用スキームの構築」と「採用スタートアップ支援」を専門としています。ゼロベースからのフロー設計や、独自のノウハウを用いた「志望度醸成の仕組みづくり」に定評があり、数多くの企業の採用基盤を確立しています。 【コンサルティングの指針】 過去の成功体験に固執する「今まで通りの採用」ではなく、変化の激しい「これからの採用市場」を見据えた戦略立案を重視しています。単なる手法(カタチ)の提供にとどまらず、採用成功の定義から逆算した本質的な解決策を提案し、企業の採用力強化に日々伴走しています。 自社の採用フローをゼロから見直したい、または内定承諾率に課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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