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【福祉採用】「見学体験」が、次の応募者を決める。口コミサイト『ONE CAREER』で現場の温かさを伝える戦略

この記事を読んでほしい方

  • 社会福祉法人・医療法人などで新卒採用を担当されている方

  • 「現場見学の質」が、採用の鍵を握ると感じている施設長・運営事務局の方

  • 現場見学やインターンの体験を、ポジティブな口コミに変えたいと考える方

所要時間:約6分

日々の採用活動、そして施設運営、本当にお疲れ様です。

ご利用者様の生活を支えながら、法人の未来を担う新しい仲間を探すことの大変さは、言葉では言い尽くせないものだと思います。いつも本当にありがとうございます。

さて、介護・福祉の採用において、最も強力な武器は何でしょうか?

それは、「現場見学やインターンシップ」です。

どれだけ綺麗な採用HPを作っても、学生は「実際に働いている人や場所を見たい」と思っています。

しかし、その見学体験の「品質」が、今、ONE CAREERの口コミを通じてガラス張りになっています。

今回は、この「現場見学」を最高の「採用資産」に変え、その体験が口コミとして拡散される戦略について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.1. 【核心】なぜ「見学体験」の口コミは、広告より強いのか
  2. 2.2. 【戦略】現場見学を「おもてなしの集大成」に変える
  3. 3.3. 【実践】口コミを誘発する「温かい仕掛け」を作る
  4. 4.4. 【内部連携】口コミを「現場改善」の客観的なデータにする
  5. 5.5. 【運用体制】最高の見学体験は、チームとプロが作る
  6. 6.まとめ:見学体験の「品質」が、採用の未来を決める

1. 【核心】なぜ「見学体験」の口コミは、広告より強いのか

ONE CAREERの口コミは、社員の待遇ではなく、「選考フロー」そのものに対するレビューです。

学生は、説明会や面接、インターンシップに参加した後、「あそこはどんな雰囲気だったか」「どんな質問をされたか」を書き込みます。

この体験談の中でも、「現場見学の印象」は、学生の志望度を左右する最も重要な要素です。

  • 学生がチェックしているポイント:

    ・案内役の職員は自然に笑っているか?

    ・施設内の匂いや清潔感はどうか?

    ・利用者様と職員の関係性はどうか?

もし見学が形式的で、案内役の職員が疲れた顔をしていたら、そのネガティブな体験は必ず口コミとして広がり、次の応募を検討している学生にとって大きな壁となります。

2. 【戦略】現場見学を「おもてなしの集大成」に変える

現場見学は、単なる施設紹介ではありません。法人が学生に対して行う「おもてなし(Candidate Experience:CX)の集大成」です。

良い口コミを集めるために、以下の要素を意識して見学体験を設計しましょう。

見学体験の要素

従来のやり方

ONE CAREER時代に最適化されたやり方

案内役

採用担当者や、その日手が空いている職員

入社1〜3年目の若手職員


(学生が一番親近感を覚える層)

見せる場所

応接室や会議室

休憩室やスタッフルーム


(人間関係のリアルが見える場所)

対話の内容

業務内容の説明

「この仕事のやりがいと、ぶっちゃけ大変なこと」


(本音で語り合う場を設ける)

案内役の職員には、事前に「学生はあなたの笑顔と、正直な話を聞きに来ている」ことを伝え、心から歓迎する姿勢を持ってもらいましょう。

3. 【実践】口コミを誘発する「温かい仕掛け」を作る

見学の質を上げた上で、その感動を口コミとして書いてもらうための「仕掛け」が必要です。

① 見学後のフォローアップを最速で行う

見学後、その日のうちに担当職員から「今日は遠いところありがとうございました。〇〇さんの質問が素晴らしかったと、現場の職員が話していましたよ」といったメッセージを送る。

→ 「自分を大切にしてくれた」という体験は、口コミに書きたくなります。

② 質問を誠実に受け止める

学生がネガティブな質問(夜勤や残業について)をしてきた時こそチャンスです。隠さず、「正直、大変な部分もある。でも、そのためにこの仕組みがある」と、解決策と共に誠実に答えることで、口コミに「誠実な法人だった」と書かれます。

③ 口コミ投稿への「お願い」をする

見学後、学生に対し「今日の体験談を、ぜひONE CAREERに投稿してください。それが、私たちにとって今後の採用活動の改善点になります」と、法人の成長のために協力してほしいとお願いするのです。

4. 【内部連携】口コミを「現場改善」の客観的なデータにする

集まった口コミは、現場の職員や施設長と共有すべき「宝」です。

  • ネガティブな意見(例:施設が寒かった、職員が挨拶しなかったなど):
    これは学生視点からの客観的なフィードバックであり、現場改善の明確なヒントになります。

  • ポジティブな意見(例:案内役の〇〇さんが親切だった):
    その職員をしっかりと褒めることで、現場のモチベーション向上と、今後の見学案内のモデルケースになります。

採用活動を通じて、法人の運営品質そのものが上がっていく。

ONE CAREERは、そのための「外部の目」を提供してくれるのです。

5. 【運用体制】最高の見学体験は、チームとプロが作る

「現場の職員の育成」や「見学後の丁寧なフォロー」は、採用担当者一人の力でできることではありません。

  1. 現場の協力: 施設長やリーダーに、「口コミの重要性」と「学生をお客様として迎え入れる意識」を共有し、協力体制を築きましょう。

  2. 外部のサポート: 忙しい現場で、見学フォローや口コミ獲得の仕組みをゼロから設計するのは大変です。

当社では、以下のサポートを通じて、貴法人の採用活動をチームで支えます。

  • 企業ページ作成支援: 口コミ内容を裏付ける魅力的なページ制作。

  • 見学体験(CX)設計: 学生が感動し、自然と良い口コミを書きたくなるような、見学フローの設計と案内役へのトレーニング。

まとめ:見学体験の「品質」が、採用の未来を決める

介護・福祉業界の採用は、どれだけ学生の心に響く「体験」を提供できるかにかかっています。

ONE CAREERは、その体験の品質を可視化する「鏡」です。

見学体験の質を上げること=口コミの質を上げること=定着率の高い採用を実現することです。

「ONE CAREERの掲載を開始したい、または運用について相談したい」

「現場見学のフローを改善し、口コミで高評価を得たい」

「見学案内の担当者トレーニングをしたい」

そのようにお考えの採用担当者様は、ぜひ一度私たちにご相談ください。

貴法人の「温かい現場」を最大の武器に変え、長く活躍してくれる仲間との出会いをサポートさせていただきます。


■ [お問い合わせはこちら:ONE CAREER掲載・運用に関するご相談受付中]


宮本一平
宮本一平
2014年入社。営業マネージャー。企業の採用・教育に対して戦略的・包括的サポートを行う。採用においては、トレンドに合わせて採用難度の高い「機電系」特化の大量採用の採用フロー設計やコンテンツ設計を担当し、また設立間もない「ベンチャー企業」の採用戦略設計や実務運用フォローアップなども行う。教育においては、セールスだけでなく講師も兼任し、企業ニーズに合わせたプログラム設計から、階層別研修の全体設計までトータルプロデュース。戦略的人事コンサルタントとして、採用・教育ノウハウをクライアントに還元すべく、セールスフィールドにいることをモットーとしている。プライベートでは、看護師の妻を持ち、2人の男の子の父親で、自らが外遊び大好き「全力少年」。

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