都市圏近郊のデバイスメーカーS社様
導入事例

インターンシップのフロー設計・コンテンツ設計の見直しで早期選考への参加率UPへ!

都市圏近郊のデバイスメーカーS社

採用職種・人数:技術職(開発・設計・生産管理)において機電系学生10名の採用
従業員数:900名
課題:インターンシップ参加学生の本選考への進捗率低下
導入の背景 インターンシップのコンテンツ設計・フロー設計を見直し、早期選考につなげたい
導入の決め手 人事だけでも実施しやすいフロー・スケジュールの設計と、コンテンツ設計がわかりやすく、運用サポートが充実していた。
導入後の効果 学生の志望度がより醸成され、早期選考への参加者増加。競合との差別化もできるように。

導入の背景
インターンシップのコンテンツ設計・フロー設計を見直し、早期選考につなげたい

理系の機械系・電気系の大学院生・学部生を10名程度採用している装置機器メーカー(以下:デバイスメーカ-ー)様の事例です。理系母集団形成のために、7月-9月に夏季インターン、11月-12月に秋・冬インターンを1Day仕事体験として実施をしていました。現場部門の繁忙期と重なり協力が得られにくい中で、人事ご担当者が業界研究セミナーと工場見学で何とか1Day仕事体験として成立しておりましたが、コロナ禍もあり、対面での仕事体験や工場見学も難しくなり、当社にお問い合わせをいただきました。お問合せいただいた当初は、夏季インターン生へのフォローアップやインターンのアンケート活用なども未実施で、選考のアナウンスをする頃には、すでに他社選考のため辞退される学生も見られました。

導入の決め手
人事だけでも実施しやすいフロー・スケジュールの設計と、コンテンツ設計がわかりやすく、運用も簡単だった

まず、インターンシップのフロー設計から抜本的に見直しを開始しました。複数回学生と接点を持つことができるよう、業界研究セミナー→インターンシップコンテンツ企画①→コンテンツ企画②→アフターフォロー面談→ファクトリーツアー→先輩社員オンライン面談など、通常1日で実施するコンテンツを分解し、オンライン参加できるものと対面で参加できるものに分けました。単純接触効果の応用になりますが、複数回接触機会を設けることで、企業をより身近に感じていただけるように設計。それぞれの参加後に、「次にどういった内容を聞きたいか」「最も面白かったコンテンツは何か」といったアンケートを取得し、次回以降のコンテンツ設計のポイントにしました。
 インターンシップコンテンツについても複数企画を用意・ご提案しました。オンラインでも実施できる企画として、「分解・組立のマニュアル作成に関するインターンシップ」や、「企業のSDGsの取り組みについて考案するインターンシップ」など、新入社員研修や企画・広報など人事の方のお仕事に近いところから考案したインターンシップ企画を納品いたしました。
 また、インターンシップのアフターフォロー面談への誘因方法や、面談時に話しておくべきポイントなど、実運用に関してもサポートを実施。「一度、しっかりと面談の話ができれば、学生に魅力を伝えられる」という人事ご担当者様の願いを実現すべく、フォローアップ面談への呼び込みを徹底しました。

導入後の効果
学生の志望度がより醸成され、早期選考への参加者増加。先輩社員がより参加しやすいインターンにも

これまでのインターンシップは1回しか接触機会を持たず、選考開始時にはすでに他社選考のため辞退されていましたが、複数回の接触を持つことによってインターンシップから早期選考に進む母集団も増加。また、これまで1回しか会わない中で、学生の志望度が図りにくく、また企業が学生に対して行う魅力づけも定まっておりませんでしたが、志望度が高く採用もしたい学生にまず注力できるようになり、採用したいけれども志望度が上がりきらなかった学生に対しても、複数回の接触の中で、「業界における企業の立ち位置」「今後の企業としてのビジョン」「あなたにしか任せられない仕事がある」など、しっかりと企業側の意向を伝えることができるようになりました。また、参加後アンケートにて、「どんな先輩からどんな仕事の話をききたいか?」の項目から、先輩社員との面談・座談会のアテンドも容易となり、いざアンケート内容を見た先輩社員からは、短時間で内容が決まっているのであれば、ぜひ学生にアピールしたいと申し出が。学生事前情報があった先輩面談は企業・学生双方が満足のいく内容となり、これが早期選考増加につながる一つの要素となりました。

今後期待すること
さらにコンテンツの拡充と、もっと知りたい学生が「選べる」インターンシップへ

次年度新卒採用においては、より先輩社員との面談の時間に重点を置けるよう、フロー設計、コンテンツ設計を見直し、学生満足度が高く、選考志望者も増えるインターンシップ設計を行いたいとのことです。そこでは、オンラインインターンのコンテンツを拡充するだけでなく、インターンからインターンまでの間の期間にも学生が楽しく企業理解を行える企画を増やすとのことです。また、先輩社員様の協力も得られるようになったことで、より現場部門の仕事内容に近しいコンテンツの設計を行い、さらに学生満足度向上と、企業への志望度醸成が行えるようにしていくとのこと。もっと企業を知りたい学生が「選べる」インターンシップを展開したいとのことでした。

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